紀元前生まれの推しにも対応 推し活アプリ『オシバナ』の魅力的な機能とは?

 日々推し活をしていると、ある悩みにぶつかる。情報収集からスケジューリング、イベントの記録といった"管理"に忙しくなってしまうのだ。それは、複数の推しを持つ人ならば忙しさも尚更。推し活に無駄な労力などないと言いたいのだが、テクノロジーの力で解決できるならば頼ってみたい。ということで、今回はより手軽に推し活ができるアプリ『オシバナ』を紹介したいと思う。

 『オシバナ』は株式会社ブックリスタが開発したアプリレビュー数10000件以上、評価4.8の推し活アプリ(8月末日時点)。魅力はなんといっても機能の多さ。推し活をするうえで欲しいと思う機能がつまったアプリになっている。

 たとえば推しのプロフィール管理。推しの名前はもちろんのこと、生年月日は紀元前の登録も可能だ。推しカラーも設定することができるほか、登録することのできる推しの数は無制限で、複数の推しを持つ人にも対応している。登録した推しは一覧で確認できるので管理も簡単だ。

 また、URLを保存することで推しに関するリンク集の作成もできる。推しの情報を追いかけていると複数のサイトやSNSを行き来することになりがちだが、このURL保存機能を使えば、ここからサイトに飛ぶだけでOK。URLには画像やタイトルをつけることで自分らしく管理することもできる。

 なかでもウィジェット機能は魅力的だ。推し活をする人ならば一度は自分のスマホ画面を推しでいっぱいにしたいと思ったことがあるだろう。ウィジェット機能の付いたアプリは英語で説明されることが多く使いこなしづらいが、『オシバナ』は日本国内の会社が開発したアプリのため、操作方法を日本語で簡単に理解することができる。

 また、ウィジェット機能に関しては、推しの画像はもちろん、カウントダウンや推し活の予定表示といったように、バリエーションが豊富なことも特徴として挙げられる。スタンプでウィジェットそのものをデコレーションする機能があるほか、推しごとにウィジェットを管理することができるため、たくさんのウィジェットの中からお目当ての推しを探し出すというような手間をかけることなく、簡単に画面を推しで埋め尽くすことができる。

 そんな魅力的な機能が多い一方で、惜しいと感じる部分があることも否めない。推し活メモの作成日時を自身で設定することができないため、過去の推し活をメモする際に日付を合わせることが不可能なのだ。並び順も作成日や五十音順に並べ替えることはできるが、任意のメモをピンで留めたりすることはできないため、若干の不自由さを感じてしまう。また、基本的に推しの登録は個人仕様であるため、箱推しのユーザーにとっては使いづらいかもしれない。

 とはいえ、『オシバナ』は運営とコミュニケーションをとれる場所が多くユーザーの声が届きやすいことに加え、現在開発中の機能も公開されている。8月末にはアップデートも入ったばかりだ。これからより使いやすく魅力的なアプリになっていくだろう。存分に使用しながら、日々の推し活に勤しんでいきたい。

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