名作シューティング『ナイトストライカー』が家庭用ゲーム機で復活 第1弾は12月21日発売決定

名作『ナイトストライカー』が復活

 タイトーは、1989年に登場し30年以上の年月を経て今なお、多くのファンから絶大な支持を受け続けている『ナイトストライカー』を、家庭用ゲーム機向けに展開することを発表した。

 第1弾となる『イーグレットツー ミニ』専用ソフト収録SDカード『アーケードメモリーズVOL.2』は、12月21日に発売。また、エムツーとの『ナイトストライカー』家庭用ゲーム機移植プロジェクトも別途スタートさせている。

 『ナイトストライカー』は、タイトーが1989年にアーケード向けに発売した専用筐体のゲームだ。プレイヤーは高速戦闘ホバー「インターグレイ」のパイロットとなり、敵の攻撃や障害物をかわしレーザー砲で撃退しつつ、敵組織の壊滅を遂行すべく夜の街を疾走する。専用筐体の特長を活かし、コンパネに配した1本のアナログレバーを自在に操りトリガーやボタンで攻撃する、没入感あふれるシューティングゲームとして人気を博した。モニターを取り囲むように電飾を配置し、高速走行時にライトが後ろに流れていく様を再現した「ライトストリームシステム」と名付けられた革新的な演出も注目され、ZUNTATAが手掛けたBGMも高く評価されている。

 1990年代に家庭用ゲーム機用ソフトとしてたびたび移植版が発売され、2007年には「タイトーメモリーズⅡ下巻」に収録。近年では、2022年にセガより発売の「メガドライブミニ2」に、メガCD版『ナイトストライカー』が収録されている。

 『ナイトストライカー』をはじめ、アーケード作品10タイトルを収録した『アーケードメモリーズVOL.2』は、12月21日に発売される。『イーグレットツー ミニ』専用ソフトとして展開するにあたっては、電波新聞社の「インテリジェントコントローラ サイバースティック」に対応することで、当時の臨場感を再現しアーケード体験のよりリアルな実現を目指したという。なお、タイトーとエムツーが進める『ナイトストライカー』家庭用ゲーム機移植の新プロジェクトの詳細、対応機種や発売時期に関しては未定となっている。

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