カノックスター、約50万円の自転車を盗まれる 犯人を見つけて取り戻し“視聴者に注意喚起”

 2023年8月18日、カノックスターが自身のチャンネルで自転車の盗難にあったことを報告した。

50万円のチャリ盗難されてマジでキレてるからパングラタン食べながらGPS追跡したら犯人ヤバすぎた...

 動画冒頭「普通にめちゃめちゃ焦ったしなんかすっげぇイライラしてんだけど」と怒りを露わにしながらエピソードを語り始める。外の気温にもよるが、20〜30分ほどの距離であれば自転車で移動するというカノックスター。当日買い物に行った際、自転車を漕いでお腹が空いていたため、帰ってくるタイミングでUber Eatsを頼んでおき、すぐに受け取れるようにしていたようだ。

 すると、ちょうど帰ってきたところで配達人がマンションに入っていくのが見えたので、自転車をマンション前に停めて追いかける。自分が頼んだ本人であることを説明するが、海外の人であったため、理解してもらうのに1〜2分かかってしまったようだ。食料を受け取った後、片付けようと外に出たころにはすでに自転車がなかったと当時の状況を話している。

 盗まれてしまった自転車は2年ほど前に購入したもので、日本にはあまり入ってきていないレアなモデル。こだわり抜いて40〜50万円ほどで購入したため、突然なくなったことに焦ったと語っていた。

 紛失防止のためにAirTagを付けていたようだが、反映されておらず正確な場所がわからない。「停めていた方向に向かっていったのではないか?」とすぐに仮説を立てて、別の自転車で追いかけてみると、信号待ちをしていた犯人を発見する。叫んで呼び止めたところ「めっちゃすげえ顔して乗り捨てていって、めちゃくちゃ全速力で走っていった」とのこと。

 咄嗟の判断が良かったこともあり、無事自転車は帰ってきたが、間一髪だったのは間違いないだろう。自転車は軽量で持ち運びが容易なため、高級なものは盗まれやすい。特に都内など人の多いところでは、短時間離れる際も鍵の取り扱いに注意する必要がある。

 出来事自体は悲しい内容だったが、カノックスターのように知名度のある人物がエピソードを話すことで、注意喚起になるため有益な動画だといえる。盗まれてから取り返すのは難しいので、日常的にロードバイクやマウンテンバイクを利用している方は改めて防犯の意識を引き締める必要がありそうだ。

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