体を張ったリアル「強風オールバック」 すしらーめん《りく》の再現MVから垣間見えた“クリエイター魂”
完成度の高さが垣間見えるメイキング
同日、りくはサブチャンネルにて「強風オールバック【リアルver.】」のメイキング動画を公開。そこにはMVを再現するべく、想像以上に過酷な撮影時の状況が収められている。「強風オールバック」というタイトルの通り、この作品には強風が必須。倉庫内で巨大扇風機を使って起こされた強風は、りくいわく「台風が屋内で起きている」ような強さだという。倉庫内の気温は30度だと話すシーンがあることから、相当過酷な環境であることが読み取れる。そのような強風のなか、りくが何度もその場で全力疾走し、耐えきれずに飛ばされるシーンも。さらに全力疾走するたびに酸欠状態になっており、こまめに酸素を吸入しながら撮影を継続していた様子が収められている。
この楽曲の特徴のひとつが、赤いランドセルを背負った女の子が吹く、なんとも癖が強いリコーダーのメロディ。なんとりくは再現動画で巨大扇風機の強風を浴びながらルームランナー上を走り、本当にリコーダーを演奏していたのだ。さらには曲の中盤にでてくるキャベツをど真ん中でカットするシーンやカラスが叩くカスタネット、トライアングルの音も再現しているほか、自ら貼った背景用の黄色いシートの効果もあり、完成度はかなり高いといえる。
再現動画とメイキングの2本を見た視聴者からは、その完成度とりくの妥協しない姿勢に感嘆の声が殺到している。なかでもこの再現動画の尺は2分16秒と、YouTubeで公開されている動画の中でも尺が短い動画にもかかわらず、この短尺動画1本のためにりくがとてつもない努力をしていたことに驚く視聴者が実に多くいた模様。過酷な状況でも一切妥協を許さないりくの姿勢が、多くの視聴者の心に刺さったことが読み取れる。
「強風オールバック【リアルver.】」が公開からわずか1日で100万回再生を突破した理由は、メイキング動画でりくのクリエイター魂を見た視聴者が、再現動画に戻ってくるという無限ループ状態に陥ったことにあると考えられる。再現度はもちろんのこと、視聴者がりくのクリエイターとしての本気の一面に触れたことも、急上昇入りの大きな要素になったのではないだろうか。「強風オールバック【リアルver.】」はりくの“全力”を証明した実に意義深いコンテンツとして、今後も再生回数を伸ばしていきそうだ。
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