『今日好き 夏休み編2023』5話ーー“フライング告白”ではなみち号泣……まうの恋は成就する?

『今日好き 夏休み編2023』5話

はなみち、まうの告白を受けて涙を堪えきれなかった理由

 では、結果はどうだったのか? まうの言葉を受け止めながら、なんとか涙を堪えるも、それが溢れてしまったはなみち。出てきた答えは「でもオレは、別の人が気になっています。だから、まうちゃんのキモチには応えることができないです」。“最終日まで迷う時間を引き伸ばしたいから”ではなく、明確に気になる女子がいて、それがまうではなかった。告白を断る理由としては、なんとも潔いものである。ここでは、はなみちの心境の変化も少しだけ伺い知ることができたのではないだろうか。

 さて、筆者は過去の取材で、はなみちと会話をしたことがあるのだが、本当に物腰柔らかで、誇張抜きで相手の想いに寄り添ってくれる人だと、対面した短時間のうちに彼の第一印象の時点で伝わってきたことをよく覚えている(参考:『今日好き』たつや&さんざ&はなみち&くにはるインタビュー クラスのムードメーカーが集結したボーカルユニットで叶えたい夢)。

 どうしても告白を断らなければならないが、まうのキモチも痛いくらいに理解できてしまう。自身が涙を堪えきれないことで、まうが多少なりとも申し訳なさを感じてしまうはず。そう知っていながらも、はなみちの共感力の高さがそれを許さなかったのも仕方がないと思えてしまった。

 告白を終えたまう。「“会いたい”と思えていた人に会えたし、ちゃんと好きになれたのでよかったです」と、カップル成立は逃したものの、自身のうちに湧いてきた喜びを語ってくれた。人生経験、そして旅の思い出としては100点満点であり、この3日間で過ごした時間が、いつかまうを幸せな未来へと引き寄せてくれるに違いない。そして、まうに祝福を贈られたはなみち。なんとしても、カップル成立を掴み取ってほしいものだ。

 『夏休み編2023』もいよいよ最終日に。恒例である“最後のアピールタイム”直前に挑戦した“花くじ”の結果、今回の告白は女子からだと決まった。誰が誰に告白をするのか、ある程度はすでに読めている。……となると気がかりになってくるのは、本当に告白をするのか=旅の序盤こそカップル成立を期待させてくれた女子メンバーから「好きになれませんでした」という次々に言葉が出てこないかである。3泊4日という特別ルールが、メンバーの恋をどのように左右したのか。この旅の答えに向き合うときが間もなく訪れる。

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