「Galaxy Tab S9」シリーズ

　今回のイベントでは、折りたたみ端末ではないが、ハイエンドタブレットの『Galaxy Tab S9』『Galaxy Tab S9+』『Galaxy Tab S9 Ultra』も発表された。米国など一部地域では7月26日から予約が開始され、8月11日に発売される。価格は、『Galaxy Tab S9』が799ドル、『Galaxy Tab S9+』が999ドル、『Galaxy Tab S9 Ultra』が1199ドルからとなる。

　「Galaxy Tab S9」シリーズは、SoCに『Galaxy Z Fold5』、『Galaxy Z Flip5』と同じくSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを搭載。ディスプレイサイズは『Galaxy S9』が11インチ、『Galaxy S9+』が12.4インチ、『Galaxy S9 Ultra』が14.6インチ。いずれもDynamic AMOLED 2Xとなっている。

　「Galaxy Tab S」シリーズとしては初めて、IP68等級の防水防塵性能を取得。同梱のSペンも同じくIP68等級だ。

　3モデルの仕様はメモリとストレージ、バッテリー、カメラの仕様が異なるが、その他は概ね共通となっている。

　まずカメラの仕様だが、『Galaxy S9』はアウトカメラが1300万画素のシングル仕様。『Galaxy S9+』と『Galaxy S9 Ultra』は1300万画素の広角＋800万画素の超広角のデュアル構成。インカメラは『Galaxy S9』と『Galaxy S9+』が1200万画素の超広角、『Galaxy S9 Ultra』は1200万画素の広角と超広角のデュアル構成となる。

　RAMとストレージ、バッテリー容量の組み合わせは下記の通り。

・Galaxy Tab S9（8,000mAh）
8GB+12GB
12GB+256GB
・Galaxy Tab S9+（10,090mAh）
12GB+256GB
12GB+512GB
・Galaxy Tab S9 Ultra（11,200mAh）
12GB+256GB
12GB+512GB
16GB+1TB

『Galaxy Watch6』／『Galaxy Watch6 Classic』

　新型スマートウォッチ『Galaxy Watch6』『Galaxy Watch6 Classic』も発表された、米国など一部市場では7月26日から予約を開始しており、8月11日に発売の予定。価格は、『Galaxy Watch6』が299ドルから、『Galaxy Watch6 Classic』が399ドルから。

　『Galaxy Watch6』は『Galaxy Watch5』の後継モデルで、基本的なデザインは踏襲されている。ただし、ベゼルが約30％細くなったことで、画面サイズが40mmモデルで1.3インチ、44mmモデルで1.5インチと大型化している。『Galaxy Watch6 Classic』は上位モデルという扱いで、画面サイズは43mmモデルが1.3インチ、47mmモデルが1.5インチと変わらないが、回転ベゼルを備えているのが特徴だ。

　光学式心拍センサ（PPG）や心電図（ECG）、SpO2などを計測可能なBioActive Sensorに加え、温度センサーや加速度計、気圧計、ジャイロセンサー、地磁気センサー、光センサーを搭載。

　睡眠計測やパーソナライズされた心拍ゾーン機能などが追加されたほか、一部市場で利用可能だった血圧、心電図機能に加えて不整脈通知機能にも対応した。

　充電は『Galaxy Watch5』と同じくWPCベースのワイヤレス充電で、バッテリー持ちは常時表示がオフで最大40時間、常時表示がオンで最大30時間。8分の充電で8時間利用できる急速充電にも対応している。