女優の仲里依紗が、自身のファッションブランド『RE.（アールイードット）』の撮影のため、故郷の長崎に帰郷したことをYouTubeで報告した。

　2023年7月26日、公式YouTubeチャンネルに公開した「家族経営の裏RE.一日撮影密着したらパパが一番前のめりメルヘンで可愛すぎるけど見た目SPで草」と題した動画で仲は、長崎の実家に登場。顔に美容パックを貼り、髪をヘアブラシで整えるなど、朝の準備に勤しみながら「今日は『RE.』の撮影を長崎でやります」と説明した。

　『RE.』の公式HPには、「仲里依紗の家族全員で、このブランドをつくっています」と書き記されている。そのコンセプト通り、この日は、9歳下の妹・れいなさんや、父親のたけふみさんらも撮影に臨むべく、ぞろぞろとリビングに集まってきた。また、親交の深いスタイリストの那須陽子さんも撮影に同行するため、仲の実家で一緒に前泊していたという。身支度を終えて仲ファミリーがやってきたのは、長崎で撮影……としながらも、佐賀県のテーマパーク・メルヘン村。仲はれいなさんとともに『RE.』のアイテムを身にまとい、同テーマパークの広場やフードコート、アトラクションの前で写真撮影を行っていった。

　ちなみに仲は、2022年5月11日公開の動画でもメルヘン村に訪れている。撮影の合間には「メルヘン村、前にも来たけど変わってないね」とつぶやき、「前わたしYouTubeで紹介したじゃん？　あれから結構行ってる人、多いんだよね」「聖地巡礼みたいな」と、反響があったことを明かした。

　撮影も佳境に差し掛かると、次のフォトスポットへ続く坂道の前で仲と那須さんは「よし、走るよ！」と気合を入れる。しかし、たけふみさんは「いやいやいや……」と及び腰に。すると、那須さんがたけふみさんの背中を押しながら坂道を駆けていき、その様子を見た仲とれいなさんは爆笑。テロップでは「ほぼ親子じゃん」と書かれていた。

　撮影が終わると、豆乳ソフトクリームのパフェが美味しい「平川屋」に訪れ、プチ打ち上げへ。たけふみさんとれいさんはもちろん、那須さん含めた裏方のスタッフも同じ長机に座って、一つの家族のように和気あいあいと甘味を楽しんでいた。

　家族とそれ以外の人の間に壁を作らず、懇意のスタッフをも巻き込んで“ファミリー”感を醸し出せるのは、長女・里依紗を中心とした仲一家の気さくな空気感あってこそ。仲のYouTubeチャンネルでは家族が登場する動画が多く、ファンからの人気も高いが、地方の家庭ならではのおおらかさが伝わるからこそ、彼女の“家族動画”は支持されているのかもしれない。