カズチャンネル、“原因不明の高熱”を発症 「成人の感染割合が1割程度の病気」と仮説立てる

 2023年7月2日、「カズチャンネル/Kazu Channel」を運営するカズが「「原因不明」の体調不良について」という動画を公開した。

「原因不明」の体調不良について

 カズチャンネル/Kazu Channelは、主にガジェットレビューやDIY、古民家再生、旅動画など多岐にわたるコンテンツを配信しており、登録者186万人(2023年7月4日時点)を誇る。

 カズは約3日間原因不明の高熱と頭痛に悩まされており、症状がインフルエンザや新型コロナウイルス感染症と類似しているから、検査を受けた。しかし、結果は陰性だった。そこでカズは、この原因不明の高熱を「ヘルパンギーナ」ではないかという仮説を立てた。「『ファイナルファンタジー』の中ボスみたいな名前だね」と冗談を交えつつ、どのような病気か解説。エンテロウイルスやコクサッキーウイルスの感染によるものとのことだ。ただ、この病気は、基本的に5歳以下の乳幼児が感染するもので、成人男性が感染する割合は1割程度だと語る。

 この病気は、大人がかかってしまうと症状が重く、高熱や激しい頭痛が長時間続くことがあるそうだ。解熱剤が切れた深夜1時ごろには頭痛で目が覚めるなど、相当苦しんでいる様子。さらに劇的に効く治療薬がなく、基本的には症状緩和を行い、自然に治るのを待つしかないとのこと。カズは「本当に地獄だった」と振り返った。ここ最近、寝不足と免疫が落ちた状態で子どもたちと遊んでいたことを明かす。もしかすると、その際に感染したのではないかと過去を振り返った。

 普段はガジェットレビューやDIYでファンに楽しさを届けているカズ。しかし今回は、あまり聞き慣れない病気についての注意喚起動画となっていた。実は「ヘルパンギーナ」は今年流行しており、流行警報も出始めている。

(参考:子どもの夏風邪「ヘルパンギーナ」が全国的流行の傾向 東京や大阪で警報レベル超える

 YouTubeはエンタメを楽しむプラットフォームというイメージがあるが、近年は視聴者への注意喚起などをおこなうクリエイターも多い。そのため、エンタメを届けつつ、生活に“必要な情報”を得られるプラットフォームとしても価値が高まっている。有益なコンテンツが増えれば、YouTubeが生活に不可欠になるような時代が来るかもしれない。

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