これぞ「映えるゲーム配信部屋」 白いゲーミングガジェットでゲーム配信環境を作ってみた!

白いゲーミングガジェットで配信部屋

◎ゲームにも音楽にもピッタリ ノイキャンで没入感満点のSONY『INZONE H9』

 ヘッドセットにはSONY『INZONE H9』をチョイス。ここ最近のSONYは白デバイスにも目を向けている印象があり(『PS5』なども白が基調だ)、INZONEもそれに合わせるようにホワイトがメインカラーとして採用されている。

 オーディオ製品に関しては一日の長があるSONYらしく、ノイズキャンセリング性能・音質・定位感などはバッチリだ。装着した具合も、締め付けがそこまできつくなくイヤーパッドも柔らかいので、長時間のプレイにも使っていけそうだ。 

 ちなみに、先日開催された『VALORANT』の世界大会『VCT Masters Tokyo』では大会のスポンサーを務めており、会場にもブースが出展されていた。そういった意味でも、大会を観戦してゲームのモチベーションが上がった方が選手気分を味わうのにいいかもしれない。

◎定番中の定番、数多くの配信者が愛用するYamaha『AG03MK2』

 配信経験者や機材に明るい人間に「はじめてのオーディオインターフェース、どれを買ったらいいかな?」と問えば、10人中9人がこの機材を候補のひとつに挙げるだろう。それくらい“ド定番”とも呼べる製品がYamaha『AG03』だ。

 今回用意したのは『AG03MK2』。『AG03』の後継機で、接続端子がType-Cになったり、マイクミュートボタンが追加されたりと細かいブラッシュアップが施されている。シンプルながら必要な機能が一通り揃った万能機種で、エコーなどのエフェクトも使用可能。よく見る定番の“配信芸”にぜひチャレンジしてみよう。

◎もっと簡単に使いたければコレ! 『HyperX QuadCast S』

 よりシンプルな構成を求める方にはHyperXの『QuadCast S』がおすすめ。USB接続で簡単につかえるマイクだ。RGBライティングが目を引くだけでなく、指向性切り替えスイッチやマイク感度調整ダイヤル、タップミュートセンサーなど便利な機能を多数搭載しているのがポイント。

 とくにタップミュートセンサーはLEDでミュート状態かどうかひと目で判別できるのがうれしい。人気の配信者ですら時折起こしがちな「ずっとミュートで喋ってた!」という“マイクミュート問題”が発生しづらくなるので、初心者も安心だ。

◎リアクションも見せながら配信したいあなたに ロジクール『C980OW』

 配信にワイプを載せたり、アバターの表情を動かしたりしたいのであれば、ウェブカメラは必須。ロジクールの『C980OW』はオートフォーカスにも対応し、繋ぐだけで簡単に使えるのが嬉しいポイント。

 こちらはフルHD/60FPSで撮影が可能なうえ、横(1920×1080)はもちろん、縦(1080×1920)にも対応可能。配信はもちろん、オンラインミーティングなどのリモートワークにももってこい。モニターの上に乗せてケーブルを繋いであげれば、OBSへ簡単に映像を取り込める。

◎コンソール機を配信するなら欠かせないアイテム AVerMedia『LIVE GAMER EXTREME3』

 キャプチャーボードはAVerMediaの『LIVE GAMER EXTREME3』をチョイス。Nintendo SwitchやPS5、Xbox Series X|Sなどのコンソール機を配信でプレイしたい場合、こうしたキャプチャーボードを経由してゲームの映像をPCに取り込む方法が一般的。もちろん、ゲーム機本体の機能で配信できるものもあるが、ワイプをいれたり友人と通話をしながらプレイする場合にはあったほうが便利だろう。

 ちなみに、『LIVE GAMER EXTREME3』はLINE IN/OUTのジャックが備わっているので、音声をHDMI経由ではなく3.5mmジャック経由で出力することも可能。ミキサーに繋いで音量バランスを手元で調整できるのはうれしいポイントだ。初めてキャプチャーボードを利用したはいいものの「音が入らない」と苦戦する例も多い(筆者も経験した)ので、心配であればそのようなやり方でやってみるのもいいだろう。

◎最後に

 今回は白を基調にさまざまなデバイスを揃えてみたが、いかがだっただろうか。筆者が驚いたのが、どの製品も「白くてオシャレ」なだけでなく「高機能・高性能」も両立している点だ。見た目にも気を遣いつつ、いざゲームをプレイするとなればそれぞれが一級品と呼んで差し支えない性能を有している。

 実際にずらっと製品を並べてみると、やはり色を揃えると統一感も出るし、「ここまで揃えたなら背景にグッズなんかも配置してTwitchデビューしちゃおうかな?」という気にさせてくれると感じた。今回、デスクとチェアは編集部に置いてあったものを使用したが、それらも揃えたら「リアルサウンドテック ゲーム部」を名乗って配信にチャレンジしてみてもいいかもしれない。そんなことを妄想してしまうくらい、「時には形から入ることも大事なんだな」と思わせてくれる企画だった。

 それぞれの詳細な解説というよりは、「白デバイスの見本市」のような形となったが、これからゲームで遊びたい方はもちろん、配信にチャレンジしたいゲーマー、デバイスの買い替えを検討している方はぜひイメージとして参考にしてみてほしい。

◎参考情報

今回の構成ガジェット

PC:Alienware Aurora R13 Alienware Aurora R131 White 16GB GeForce RTX 3070(DELL)
モニター:MOBIUZ『EX2710U』(BenQ)
配信カメラ:C980OW(ロジクール)
ヘッドホン:INZONE H9(SONY)
キャプチャーボード:LIVE GAMER EXTREME3 GC551G2W DV866(AVerMedia)
オーディオインターフェース:『AG03MK2』(YAMAHA)
マイク:QuadCast Sスタンドマイク ホワイト(HyperX)
マウス:Viper V2 Pro(Razer)
キーボード:Huntsman Mini Mercury White(Razer)
マウスパッド:Razer Goliathus Chroma Mercury White(Razer)

PCをベッドに持ち込み、ひざ上でマウス操作ーー“堕落ゲーム環境”をつくれる「ゲーミングクッション」が発売に

ゲーミング家具ブランド「Bauhutte(R)(バウヒュッテ)」が2023年6月、膝上にゲーム環境を構築するクッション『ラージク…

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる