これぞ「映えるゲーム配信部屋」 白いゲーミングガジェットでゲーム配信環境を作ってみた!

白いゲーミングガジェットで配信部屋

 じめじめとした梅雨の訪れ、そして夏の訪れを感じさせる気温によって、ここ最近は休日に外出するのが億劫になってしまいがち。そんな気持ちを抱いているのは、きっと筆者だけではないだろう。

 とはいえ、人とも遊びたいし、誰かと会話しながらアクティビティを楽しみたい。そんな方にオススメしたいのが「ゲーム配信」だ。「YouTube Live」や「Twitch」などの配信プラットフォームで自身のプレイ模様を配信すれば、だれかと繋がりながらゲームを楽しめるし、モチベーションにも繋がってくれて、充実した「おこもりシーズン」を過ごせるだろう。

「でも、なにを揃えたらいいのかわからないし、難しそう」

 そんな不安を抱く方もいるだろう。そこで今回、リアルサウンドテック編集部では「ゲーム配信部屋を作ってみよう」という企画を実施。ただ揃えるだけではつまらないし「せっかくなら部屋と記事の見栄えにも力を入れたい!」ということで、今回はゲーミングデバイス界隈で流行中の「白いデバイス」に着目。白を中心とした機材で揃えてみたので、これから配信を始める方、「映える配信部屋」を目指す人の参考になれば幸甚だ。

 

◎近未来的なケースがとにかく映える! Alienware『Aurora R13』ゲーミングデスクトップ

 なにはともあれ、これがなければ始まらない。ゲーム配信を全力で楽しむならぜひ持っておきたいのが“ゲーミングPC”だ。説明するまでもないことかもしれないが、ゲーム・アプリ販売プラットフォーム「Steam」を中心にさまざまなゲームタイトルを楽しめる。これまでは各メーカーのハード独占タイトルも多かったが、近年はクロスプラットフォームのひとつにSteamが名を連ねることも増えており、AAA級の大作もPCで遊べる例が増えている。

 ところで、冒頭でも述べたように本企画は「お籠りテクノロジー」をテーマに据えているのだが、「配信映え」も裏テーマとして意識している。今回チョイスしたAlienwareの「Aurora」シリーズは、まさにぴったりの製品だ。このPC、ツラが良すぎる……。

 「PCとは“かく(角)”あるべし」という先入観にとらわれず、丸みを帯びた流線型のデザインに少しばかりの傾斜をエッセンスとしてくわえたケースは、まるで宇宙船のよう。正面から見るとまるでSF映画に登場するリアクターのような見た目で、まさに「Alienware」の名を関するにふさわしいゲーミングPCだといえよう。

 今回用意したモデルの性能は下記の通り。デザインをお見せするのが主目的なので詳しいスペックレビューは割愛するが、ざっくり言えば「現状発売されているほとんどのタイトルを快適にプレイできる」性能を持つハイスペックマシンだ。(Intel Core i7-12700KF/16GBメモリ DDR5-4400MHzメモリ/NVIDIA GeForce RTX 3070)

◎“見えないところにもオシャレを” 4K/144Hz対応のプレミアムモニターMOBIUZ『EX2710U』

 せっかくAAAタイトルもサクサク動かせるマシンを用意したのならば、モニターもヌルヌル動くものを使って“ヌルサク”でプレイしたくなるのがゲーマーの性。今回用意したのはBenQのMOBIUZ『EX2710U』だ。

 注目したいのは4K/144Hz/HDR対応という高水準かつバランスのとれた性能。FPSなどの「画質はいくらでも下げていいからとにかくフレームレートを高く保ちたい」というタイトルから、RPGやアドベンチャーなど没入感を高めたい映画的なタイトルまで、幅広いジャンルをこれ1枚でカバーできるのは魅力的だ。ちなみに、『VALORANT』を4Kでプレイするとエージェント選択画面のアイコンがめちゃくちゃ綺麗になり、「プライムヴァンダルってこんなに光沢感があったのか」と思わず笑ってしまうほど驚いた。

 こちらのモニターは背面パネルがホワイトになっており、やはり近未来感のあるデザインがPCともマッチしている。ゲーム配信をする際にモニターが映り込んだり、プレイ中に背面を見ることはあまりないかもしれないが、背面のLEDがぼんやりと壁に反射することで雰囲気を抜群に良くしてくれる。ゲームプレイや配信のモチベーションをより高めてくれるだろう。

◎勝率に直結するのは“性能とモチベーション” キーボード・マウス・マウスパッドたちも白で!

 つづいて紹介するのはRazerのデバイス3点、『Viper V2 Pro』『Huntsman Mini Mercury White』『Razer Goliathus Chroma Mercury White』だ。

 『Viper V2 Pro』といえば、昨年アイスランド・レイキャビクにて開催された『VALORANT』の世界大会『VCT Masters』でOpTic Gaming・Marved選手が本製品のプロトタイプを使用し優勝に貢献、グランドファイナルのMVPに輝いた経緯がある。今回はそちらの白モデルを用意した。LEDなどは非搭載だが、58gの超軽量モデルでプロが使っていたことも相まって“所有欲”がガンガンに満たされるだろう。筆者もじつは個人的にめちゃくちゃ気になっていた一品だ。

 『Huntsman Mini Mercury White』はテンキー・ファンクションキーレスの60%サイズキーボード。クリックキーとリニアキーの2モデルが用意されているので、好みに合わせて選ぶと良いだろう。筆者個人のオススメはリニアキー。VC(ボイスチャット)や配信に音が入らないのがポイントだ。

 最後は『Goliathus Extended Chroma Mercury White』。こちらのマウスパッドはフチにLEDラインをあしらった「光るマウスパッド」。配信で映えるのはもちろん、大判サイズなのでマウスとキーボードを同時に載せて使用できるのがうれしい。マウスパッド自体は白というより明るめのグレーといった色合いだが、むしろこの方が落ち着きも足されていい感じだ。

 ちなみに、Razerといえば「ゲーミングカラー」が有名なのはご存じの方が多いだろう。本製品もその例に漏れず、専用ソフトウェアの『Razer Synapse』を導入すればキーマッピングや感度調整だけでなく、ライティングの色合いを変更できる。筆者のオススメ機能は「Razer Visualizer」で、PCに流れた音の波形に合わせて光る・色が変化したり、あるいはゲームと連動してキャラクターのイメージカラーに光らせてくれたりと、“アガる”ゲーミング体験をもたらしてくれる。

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