詐欺メイクで人気の美容系YouTuber・まあたそ、二重の整形を報告 手術前後のビジュアルも公開

 チャンネル登録者数が209万人(2023年6月13日現在)を超えるメイク系YouTuber・まあたそが、6月11日に投稿した動画でまぶたを二重にする美容整形手術を受けたことを報告した。

【ご報告】二重の整形をしました。

「一時間後に、なんと私まあたそ……二重の整形をします」

 動画の冒頭にこう述べた彼女は、今回の整形に踏み切るまでの心境や経緯を語り始める。もともと一重まぶたの彼女は、化粧によって二重まぶたになるビフォー・アフター動画でヒットした経歴を持つ。それゆえに「一重に悩む視聴者が多いこともわかってる」と続け、整形手術に踏み切ることへの葛藤があったことを明かした。

 普段はアイプチで二重まぶたにしていたというまあたそだが、中学生のころから約16年以上もアイプチを使い続けていた影響で「まぶたの皮が伸びて、どう頑張っても二重にできない状況が2〜3年前から続いていた」という。そのときにも二重整形を受けようか悩んだが、自身の視聴者のことを考えると自分だけが二重にするのは気がかりだったとして、まぶたの皮を切る「眉下切開」に留めていたことを振り返る。

 施術を受けたことで二重にしやすくなったものの、2〜3年が経過した現在ではふたたび同様の状況に悩まされることに。とくにここ半年ほどはうまく二重まぶたが作れず、無理やり二重にしようとして目が腫れてしまうこともあったという。とくに、仕事中もそのことが気になってしまい集中できなかったり、人の顔を見て話せなかったりといったことが続き、「そもそも自己肯定感が低いのに、どんどん自分を嫌いになるじゃないけど……一重でいることが嫌になってきた」と肉体的にも精神的にも追い詰められていたことを涙ながらに告白。

「これ以上自分を嫌いにならないために、二重にしようと決めた」

 今回、施術を受けるにあたって、まあたそが不安を抱いていたのは「施術を受けること」ではなく「ファンからの反応」だったという。もちろん、過去に美容整形を報告した際も「まあたその好きにしていいんだよ」と応援してくれるファンが多く、肯定してくれる人の存在も把握していたが、それでも沢山の人が自身の動画を見るなかで「まあたそに裏切られた」と感じる人もいるだろう、と続けた。それでも、一重まぶたをコンプレックスに感じる人、「二重に整形したい」と悩んでいる人に「勇気をあげたい」と整形を決断したという。

 その後は実際にクリニックへ向かい、カウンセリングを挟んで施術へ。約15分ほどの短時間で施術を終え、ぱっちりとした二重になったまあたそは、しきりに「えー! すごーい!」「やばーい!」と、驚きと喜びでないまぜになった様子だった。術後すぐは目が腫れていたものの、後日収録した動画では腫れも引き始めている。とはいえ、概要欄でも語っているとおり「ダウンタイムは思っているより何倍も長く、この動画だけ見るとまだ腫れてて完成していない」とのことで、今後その経過についても報告していくとのこと。

 施術を担当した美容外科医・富田医師が術後にかけた「10年間お疲れ様でした」という言葉(実際は16年)は、ファンの気持ちを代弁するかのようでもあったように思う。実際、コメント欄には「16年間も一重頑張ったね」「すごく気持ちがわかります。裏切られたなんて思わないですよ」と肯定するコメントが多く見受けられた。

 今回、大きな不安を抱えながら動画を投稿したであろうまあたそ。動画の冒頭から感情の昂りを隠せない様子で、ところどころで涙ぐみながらの報告となったが、同じ悩みを持つファンに寄り添い、真摯に向き合ってくれていたことに感謝する人が大多数。動画のなかで彼女が「自分を嫌いになるのはファンにも失礼」と語ったように、まあたその持つ前向きさと、彼女がファンから“愛される理由”を見た。

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