達人級のテクニックを持つ釣り系YouTuberの動画が急上昇 視聴者の技術向上促す教材に?

 2023年5月4週目、池原ダムで釣りをする男性の動画が急上昇にランクインした。チャンネル名は「秦拓馬☆俺達。チャンネル」で、チャンネル登録者数35.5万人を誇る人気チャンネルだ。卓越した釣りの技術に触れられる当チャンネルの魅力を紹介したい。

ロクマルの群れに囲まれたルアーが、その直後!!【池原ダム】

 秦拓馬(はたたくま)は1981年6月1日生まれ、現在41歳の男性で、釣り系のYouTuberとして活躍する。子どもの頃に釣りに興味をもった彼は、中学生でNBCチャプター(アマチュアのバストーナメント団体)の大会に参加するなど、釣りの世界にのめり込むようになった。バスプロとなり国際トーナメントで活躍するほか、2006年には日本の最高峰バストーナメント「JBトップ50」に入り、輝かしい経歴を放っていた。しかし、2012年に重度の椎間板ヘルニアを患い、その後腰の痛みとともに生活を送るように。ヘルニアが影響してJBトップ50から抜けることになったが、2017年にYouTubeチャンネルを指導。以降は、その卓越した釣りの技術が視聴者を魅了し、現在チャンネル登録者数35.5万人という人気YouTuberに輝いている。

 今回急上昇にランクインした動画は、奈良県にある池原ダムでバス釣りをするというもの。彼の卓越した技術と戦略によって、次々とバスを釣り上げた。彼の腕のよさに、コメント欄では「池原ダムに何回か行ったからこそわかりますが、秦さんうますぎます」「釣れないしもうバス釣りやめようかなと何回も思うけど、秦さんの釣りを見てまた釣りに行きたくなる」と、驚きや賞賛が飛び交った。また、当然秦氏の腕もすごいのだが、カメラマンのカメラワークの技術も優れており、動画が非常に見やすい。ルアーが着水する時や釣り上げる瞬間をカメラが的確に捉えるので、視聴者としても見応えのある動画となった。このような、コンテンツのクオリティの高さが、急上昇ランクインに寄与したと考える。

 なぜ彼はチャンネル登録者数35.5万人という人気を誇るのだろうか?まずは、明るく軽快なトークで話しており、タレントのようにトークが上手なので、コンテンツとしておもしろい。あとやはり大きいのは、彼の卓越した技術がYouTubeで触れられる点にあるだろう。実際に上記の急上昇ランクインした動画でも、バス釣りのワームの指し方や釣りポイントの見つけ方などを丁寧に解説している。卓越した技術をYouTubeから無料で知ることができるのは、非常に意義深いものであろう。

 ぜひ釣りが趣味で、技術を伸ばしたいという方は「秦拓馬☆俺達。チャンネル」を視聴してみてほしい。

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