ついにヒカキン本人も謝罪 『みそきん』の社会現象的人気はまだまだ続く?

 YouTuberのヒカキンが、自らプロデュースを手掛けたカップラーメン『みそきん』の品薄が続いていることについて謝罪した。

 ヒカキンは4月21日、1年前から水面下で準備していた「自分にとっての重大発表」の最終準備のために、1週間程度TwitterをはじめとしたすべてのSNSでの発信を休止すると宣言。活動開始から16年間、まとまった休みを取ったことのなかったYouTuberのパイオニアの休業宣言だけに、様々な憶測を呼び、ついには「結婚説」まで流れた。

 大きな注目を集める中、4月27日に沈黙を破ったヒカキンは、『みそきん 濃厚味噌ラーメン』『みそきん 濃厚味噌メシ』を発売すると発表。「重大発表」の内容は、まさかの自身がプロデュースするカップ麺&カップ飯のリリースだったのだ。

 誰もが予想しなかった意外な“ご報告”に、またもネット界隈は沸騰。世間の視線を巧みに誘導したヒカキンの策は奏功し、5月9日にセブン-イレブン(※一部店舗を除く)で発売された『みそきん』は爆発的に売れた。が、あまりにも話題になりすぎたこともあって、売り切れが続出し、フリマアプリで高額転売されるなどの事態に発展していた。

 こうした混乱を受けて、ヒカキン本人が見解を示した。

【お詫び】みそきんについてのご報告

 5月19日に公開した「【お詫び】みそきんについてのご報告」と題した動画でヒカキンは、「まずはじめに、『みそきん』を買って食べていただいた皆さん、本当にありがとうございます」と感謝しつつ、「売り切れてしまって買えなかった皆さん、本当に申し訳ございませんでした。その上、今回『みそきん』のことでお騒がせもしてしまい、そちらに関しても申し訳ございません」と謝罪した。

 「みそきん」についてヒカキンは、「かなりの挑戦になるだろうという個数を製造していました」「1~2か月で売り切れるなんてことがあれば本当にとんでもないことっていうくらいの製造数でした」と釈明。しかし、「想像をはるかに超えるものすごい反響」だったため、発売から数日でほとんど売り切れてしまったという。

 では再販はいつされるのか? ヒカキンは、『みそきん』の購入を望む人からの声がたくさん届いているとした上で、「そういった声にどう対応できるかについては今も確認中なので、また改めてご報告させてください」と伝えるにとどめた。

 『みそきん』の発売以来、有名YouTuberのもとへ巨大みそきんを出前したり、大会直後のボディービルダーにみそきんをご馳走したりと、関連の企画を連発していたヒカキン。これらの動画のコメント欄には、再販を期待する声や販売していないことを嘆く声も多く、ヒカキン本人も申し訳なさを感じていたに違いない。今後『みそきん』が再販され、適正価格で食べたい人が気軽に食べられる状況になればまた、関連企画も活発化することだろう。

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