「撮れ高のためにカメラは向けない」猫との暮らしを発信するYouTuberが語る“発信の美学”

猫の日常を発信するYouTuberの美学

 甘えん坊な2匹の保護猫と豪快な笑い声の飼い主によるゆかいな日常を発信し、登録者は26万人を超えるYouTubeチャンネル、つなとまよの親ばか日記。(2023年4月6日時点)

 なんとなく入った猫カフェがきっかけで猫が好きになり、自身も猫と暮らすようになった。保護猫のための活動も熱心に行い、いまとなっては猫中心の暮らしを送っている。

 猫への熱い情熱を持っているつなとまよの親ばか日記。どのような思いでYouTube活動をしているのか、動画作りでこだわっている点や今後の展望について語ってもらった。

たまたま猫カフェに入ってから猫中心の生活に

――飼い主さんは2匹の猫を飼いながら保護猫活動にも積極的に参加されていますね。いつから猫が好きだったのですか?

つなとまよの親ばか日記(以下、つなまよ):猫が好きになったのは、2年前です。

 友人と遊ぶ約束をしていたら、待ち合わせに遅れると連絡があって。時間までどうやって過ごそうか考えていたら、たまたま目の前に猫カフェがあったんです。暇つぶしにちょうどいいと思って入ったら、猫のかわいさにハマってしまって。それからは2日に1度のペースで家の近くの猫カフェに行くようになりました。

――2日に1度ですか! 頻繁に猫カフェに通っていたのですね。

つなまよ:友人が遅刻した日までは猫カフェに行ったことも、猫と触れ合った経験も無かったんですけどね。もしあの日に猫カフェに行っていなければ猫にハマることはなく、飼うことも無かったと思うので、遅刻した友人にはある意味で感謝しています(笑)。

――つなちゃん(茶トラ猫)を飼い始めたきっかけは何ですか?

つな

つなまよ:通っていた猫カフェが保護猫活動を積極的に行っていたので、興味を持つようになりました。猫に相当ハマりましたし、住んでいるマンションはペット可の物件なので思い切って飼うことにしました。

 猫を飼うと決めてからは、近くで開かれている保護猫の譲渡会をインターネットで調べて片っ端から問い合わせました。そうしているうちに、つなと巡り合ったんです。

――猫を好きになってからの行動力がすごいですね! 2匹目のまよちゃん(三毛猫)も飼おうと思った理由は何ですか?

まよ

つなまよ:つなは遊ぶのが大好きなので、遊び相手がいたら喜ぶと思ったのがきっかけです。僕は在宅ワークをしているので基本的に家に居ます。でも、ひとり暮らしなので留守の時間がどうしても生まれてしまうので……。2匹いれば寂しくないだろうと。

 あとは、つなの噛み癖問題の対策ですね。最初は人間の手を噛む癖があったんです。猫は多頭飼いをすると、猫同士で社会性が生まれるんですよ。お互いにじゃれていくうちに、このくらいの力で噛むと痛いというのを覚えるんです。そういう経緯があり、2匹で飼うことにしました。

――猫を飼い始めてからご自身の生活にはどのような変化がありましたか?

つなまよ:僕はもともとインドア派だったんですけど、猫がかわいすぎるのでさらに家を出なくなりました。家の中で3人で過ごすのが幸せですね。いまは究極のインドア派です!(笑)

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