まなみは復活できる? 『花束とオオカミちゃんには騙されない』脱落までの恋の軌跡を辿る
4月16日に放送された『花束とオオカミちゃんには騙されない』第7話では、視聴者投票によって最も“オオカミ”だと疑われたメンバーが脱落する「脱落回」を迎えた。
視聴者から最も“オオカミちゃん”だと疑われた女性メンバーはまなみ(永井愛実)だった。最後に想いを伝えたい男子を1人だけ指名し、2人きりの時間を過ごせる、通称“シンデレラタイム”の権利が与えられたまなみは、第4話の「中間告白」で両思いとなったロビンを指名した。
一見好きな相手との別れを惜しむだけの時間にも思えるこのシンデレラタイムだが、第6話でロビンがまなみに花束を手渡し、“花束ルール”(メンバーは2人きりで花束を手渡された際、一切の嘘をついてはいけない)を発動させたことにより、彼はオオカミちゃんかどうかを聞いている。つまり、ロビンだけが彼女の正体を知っているのだ。そんななかで迎えた脱落回とシンデレラタイムはこれまでになく様々な見方ができ、いずれにせよ切なさが充満していた。
メンバーからも「“まんちゃん”がオオカミだったら人を信じられなくなる」という言葉を引き出していたほどにメンバーから愛されていたまんちゃんことまなみ。脱落回放送後24時間以内の“復活投票”のチャンスも与えられているいま、まなみのここまでの恋の軌跡を改めて辿ってみたい。
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第1話で男子が気になる女子メンバーにバラとイヤリングを渡す「ファーストフラワー」は手にできなかったまなみだが、軽井沢でのアイススケートの後、ロビンを呼び出し第一印象からかっこいいと思っていて気になっているということを伝える。ファーストフラワーをなぎさ(齊藤なぎさ)に渡していたロビンだっが、既にこの時点で「僕も気になってる」と答え、まなみを意識していたことがわかる。その夜、キャンプファイヤーをしながらなぎさと連れ立っていくロビンの後ろ姿に、まなみは「誘われるのが嬉しいってのもわかるよ〜、けどね、勇気が……勇気がまなみには必要」とこぼしていたのが可愛らしく印象的だった。思えばまなみは最初からずっとロビンに一途な気持ちを持っていた。
そんなまなみが今シーズンで一番最初に太陽LINEをロビン宛に使う。ここからまなみの恋がさらに加速していく。
まなみがロビン宛に使った太陽LINEデートから始まった第2話。韓国語を織り交ぜながらストレートな愛情表現ができ、そして卑屈にもならないまなみの姿に「ファーストフラワー」時点ではロビンと両思いだったなぎさに焦りが見られ始める。「私も今日あなたと話せて嬉しかったです」と翻訳アプリに表示されたロビンの気持ちを文字で見るなり「そんなの恥ずかしい」とはにかむまなみの姿は、恋をする女子そのものという感じだった。
この太陽LINEデートには、最初はまなみ目当てで参加をしたりゅうたろう(今井竜太郎)もいたが、ここでくれは(中川紅葉)に気持ちを固めたこともあってか、2人の間には一切の進展が見られなかった。まなみははなからロビンのことしか見ておらず、他の人のことは目に入っていないように見えた。
今回韓国で行われた中間告白では、ロビンへの人気が集中。なぎさにかりん、そしてまなみからの3本の恋の矢印が入り乱れるも、最終的に選ばれたのはまなみだった。
「ロビンくんが笑ってくれるのが嬉しくて」というまなみの中間告白での言葉は、相手のことを本当に好きでないとなかなか出てこないものではないだろうか。この時のロビンの答えを、脱落発表後のシンデレラタイムと照らし合わせて反芻すると、より切なさが込み上げる。
「まなみが自分の感情を表現してくれたから僕も自分の気持ちに気づけた。いつからなのかわからないけどまなみのことが気になっていたんだ」と答えた上で、こう続けた。
「君と一緒にいる時間が楽しくて、その時間が終わるたびに切なくなる。もっと一緒にいたいから」
それを聞くなりまなみの顔には幸せそうな満面の笑みが一気に広がった。