Ableton『Live』バージョン11.3ベータが公開 新たなシンセ「Drift」搭載にくわえインストゥルメント、エフェクトが多数追加
4月4日、Ableton『Live』バージョン11.3のベータ版が公開された。最新のアップデートでは、『Live Lite』を含む『Live』の全エディションにおいて、初めてMPEに対応したシンセ「Drift」を搭載。また、より表現力豊かな操作性、「MIDI Polyphonic Expressio」(MPE)用にアップデートされたインストゥルメントやエフェクトも追加されている。
「Drift」は、あらゆる時代の音楽の多彩なサウンドを実現できる、ユニークなMPE対応デバイスだ。最小限のレイアウトとインタラクティブな操作性により、シンセを初めて使うミュージシャンでも簡単に音を調整できるだけでなく、経験豊富なサウンドデザイナーにも広範な最先端のサウンドを提供する。往年の名機にインスパイアされながらも、現代のシンセやユーロラックモジュラーシンセからも多大な影響を受けた「Drift」は、どんな設定でもすばやく簡単に高品質のサウンドが使えるよう慎重に調整が施されているとのことだ。
また、今回の『Live 11』無償アップデートでは、「Analog/Collision/Electric/Tension」にそれぞれMPE機能が搭載され、音楽を表現力豊かにコントロールするためのオプションがさらに充実している。ベータテスト期間が終了後、『Live 11』のライセンスを持っている方はLive11.3.1に無料でアップデートできるようになるので、お楽しみに。
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