DeNAに入団した元メジャーリーガー・バウアーのYouTubeがすごい 助っ人外国人選手のコンテンツとしての“異質さ”に注目

 横浜DeNAベイスターズに加入した外国人選手トレバー・バウアー投手。メジャーリーグで通算83勝を上げ、そのシーズンに最も活躍した投手に贈られるサイ・ヤング賞を受賞した過去を持つ最強の助っ人がNPBにやってきた。日本でどのような投球を披露してくれるのか楽しみではあるが、グラウンド以外でも目が離せない。

 バウアー投手は2023年3月18日に自身のYouTubeチャンネルを開設。1本目の動画は投稿からわずか1~2週間で40万回以上の再生数を稼いだ。3月26日には2本目の動画をアップしており、早くも日本の野球ファンを虜にしつつある。YouTubeチャンネルをはじめ、今後の活動が気になるバウアー投手の、グラウンド外でのアクションについて掘り下げたい。

2つのチャンネルを持つ男

 日本に馴染みが深い外国人YouTuberと言えば、チャンネル登録者1億人を超える日本に移住したYouTuber・PewDiePieが挙げられる。彼のチャンネルは日本の食べ物や観光名所を英語でレポートする動画になっており、海外向けと言える。ただ、バウアー投手の動画は音声読み上げソフトを使用。バウアー投手や出演者の声が日本語で読み上げられており、日本人向けに作られている。実際にコメント欄を見ると、コメント欄の日本語の割合が高い。

私が日本で野球を選んだ理由

 ただただ再生数を稼ぐのであれば、母数の多い英語圏を対象にすれば良く、日本語吹き替えの音声をつけた動画を制作する必要はない。ベイスターズ加入が決まったことで、わざわざ日本人向けの動画ではなくチャンネルから開設するあたり、日本に馴染もうとする意欲を感じられる。そこも動画が愛されている理由なのだろう。

 とはいえ、以前からバウアー投手は全編英語のYouTubeチャンネルを開設している。日本向けでアップした日本語なしのバージョンの2本の動画はそちらにアップされているが、今後は日本向けと海外向けの2つのチャンネルをどのように使い分けるのかも見もの。それこそ海外向けではPewDiePieのように日本の魅力を発信するような動画をアップするれば、大バズリの予感さえ伺える。

 また、バウアー投手は世界中のアスリートや野球ファンのために自身がデザインを手掛けるアパレルブランド『Bauer Outage』を持つ。ファンと交流する手段としてSNSを活用している部分もあると思うが、『Bauer Outage』のPRも念頭に置いているはずだ。SNSの動向が気になる存在であり、SNS運用の参考にもなるかもしれない。

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