『バイオハザード RE:4』体験版に感じた“くり返し遊べる楽しさ” 進化したアクションだけじゃない「隠し要素」も

隠し要素として、サブマシンガンのTMPや超高難度の新モードも

 『BIOHAZARD RE:4 Chainsaw Demo』は30分ほどでクリアできるボリュームだが、一方でくり返し遊べるような趣向も凝らされている。大きなところで言うと、追加武器のTMP、高難度モードの“Mad Chainsaw Mode”だろう。

 TMPは連射速度に優れたサブマシンガンで、装弾数は50発。1発の威力は低めだが、代わりに圧倒的な弾幕で敵を攻撃できる。弾がかなりばらつくので、なるべく近づいて使うのが無難だろう。装弾数の多さを活かし、相手を怯ませて体術につなげるための起点にするような、ナイフの代わりにする使いかたも有効だ。

 TMPを入手するには、集落につながる大扉を開ける前にアタッシェケースを空にすればいい。そうすると、広場に入って右手の牛舎を抜けた先にある井戸のフタが空いており、地下にはTMPが入った宝箱やアイテムが手に入るタルなどが置かれている。入手までの流れを一度済ませておけば、以降のニューゲーム時にはレオンが最初からTMPを所持した状態でゲームが始まる。ちなみに、原作版には“マシンピストル”という名前で似た武器があったのだが、本作のTMPがそれと同じなのかは不明だ。

 もうひとつの要素であるMad Chainsaw Modeは、ニューゲームを始めると一定確率で出現する超高難度モード。記事執筆時点ではまだ未クリアだが、一部の敵の数が増加(序盤の地下に出てくる敵がひとりから3人に増えるなど)、敵の攻撃力が大幅に強化され、さらにこちらの攻撃に対して相手が怯みにくくなるなど、さまざまな点が変わっているようだった。

 Mad Chainsaw Modeは本来ランダムで発生するが、特定のコマンドを入力すれば確定で出現させられる模様。方法としては、メインメニューの画面でL1+R1を押したまま、方向キーを上、左、下、右、アクションボタンを□、△、○、×の順に入力する。そしてニューゲームを始めると、必ずMad Chainsaw Modeが出てくる。なお、こちらは体験版限定の難易度となる。

 銃とナイフ、体術を駆使したアクション重視の戦闘を中心に、本体験版では『RE4』の一端に触れることができる。体験版は現在も配信中なので、気になるならぜひ一度遊んでみてほしい。

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