人気グループYouTuberのフィッシャーズ・シルクロードが、1年間のじゃんけん禁止生活に終止符を打った。そのタイミングで1000万円を賭けたじゃんけん大会の開催することを発表した。

　フィッシャーズのリーダー・シルクロードは、2022年をじゃんけんなしで乗り切った。そもそも「1年間じゃんけん禁止」は罰ゲームではなく、シルクロード自身がなんとなく決めたもの。ただ、じゃんけんは、日常の何気ないシーンで不意に必要とされることも出てくる。そんな状況でもシルクロードは「俺、じゃんけんできないから」「俺は不参加で」「他の方法で決めよう」と、断固としてじゃんけんを回避してきた。しかし、1度だけ不意にじゃんけんを行ってしまったことがあり、2022年3月に謝罪動画を公開している。それ以降はじゃんけんを行わず、2022年を走りきった。

　この「1年間何かを禁止する」というものは、近年のYouTubeのトレンドだ。シルクロードは2021年に大好きなビールを1年間禁止した過去を持つ。他にもはじめしゃちょーが1年間「肉禁止」「米禁止」を行ったり、東海オンエアのメンバーが秘密裏に同企画を進めるなど、多くのYouTuberが挑戦している。

　そんななか、シルクロードの「1年間禁止企画」は、ただ禁止するだけでは終わらなかった。1月31日に公開された「解放します」で、ついにじゃんけんの解放を宣言。それと同時に、1000万円を賭けたじゃんけん大会の開催を発表した。予告映像には人気クリエイターが集められており、東海オンエア・てつや、スカイピース・じんらが登場している。大会の詳細はまだ公開されていないが、「シルクロードに挑めるのは一人」という文言から推測するに、トーナメント方式で対戦をして、最後に勝ち残った人がシルクロードと対戦するのだろう。

　1年間の禁止生活を貫き、ただ完了するのではなく、解放後に賞金1000万円の企画に昇華してしまうフィッシャーズ。1年がかりの伏線回収に、すでにファンからは「このドキドキ感がなんとも言えない。早く続きが見たいです！！」「この人達、本当どこまでも視聴者を楽しませてくれるよね。こうやって裏で動いてる大型企画がいっぱいあるんだろうな...」との声が寄せられている。

　じゃんけん大会の動画は近日公開となっている。果たして誰が1000万円を手にするのか、動画の公開をこころして待とう。