中町兄妹、編集の基準は「兄がスベってるところを全カット」 動画編集ソフト「Filmora」の新バージョン発表会に登壇 

中町兄妹、「Filmora」の発表会に登壇

 動画編集ソフト「Wondershare Filmora」の新バージョン発表会が1月17日に都内で行われ、中町JPと中町綾による人気兄妹YouTuber・中町兄妹がスペシャルゲストに登壇した。

 「Filmora」は、家庭用の初心者〜中級者向けまでに対応した動画編集ソフトで、世界150か国、8500万人以上のユーザーに愛用されている。今回のアップデートでは、被写体をブラシでなぞるだけで自動的に切り取りができる「AIスマートカットブラシ」や、立体的なデザインテキスト「3D タイトル」などの様々な新しい機能を追加。

 会見の途中では、新バージョン「Filmora version 12」を使って普段は編集を担当していない綾が、その場で動画編集にトライ。「なんかYouTuberみたいでした!(笑)。簡単だったので、全部私だけでできちゃいました」と“おすすめ度100%”だと新バージョンをアピール。隣で妹の動画編集を見守っていたJPは、「外ロケとかドッキリとか、手の込んだ大型企画の時に使いやすいと思いました」と自分たちのチャンネル内での、新たに追加された機能の使い道を画策していた。

中町綾

 トークセッションにて、撮影や編集でこだわっている部分について聞かれた中町兄妹の2人。綾は「撮影では長めに撮るようにしていて」と20分の動画であれば40分〜50分はカメラを回していると明かす。「みんなの日常の一部になるような動画を意識しています」という綾に続いて、JPが「僕たちのチャンネルの動画は、ツッコミとかは入れてないんですけど、一本目からフルテロップなんですよ。耳の聞こえない方から、『字幕を見てるだけで楽しめる』ってコメントをいただいてからは、よりそれを意識して、テロップを欠かしたことがないのはこだわりですかね。ラジオみたいな感覚で聴いてもらえるチャンネルがいいなと思っています」と編集をする上でのこだわりを述べる。

中町JP

 兄妹の日常がそのまま動画になっているのが、中町兄妹のチャンネルの特徴でもある。その日常を切り取る際の編集のポイントや基準を聞かれた綾は、「基本スベってるところは全カットですね(笑)」と前置きした上で、「日常として普通に喋ってるので、友達の名前とかを言っちゃうこととか、YouTuberの名前を出しちゃったりした時にトラブルにならないようにしたり、言葉が汚かったりするところはカットしたりするようにしています」と注意しているポイントを話す。JPは「正直、僕たちからすると木村拓哉さんは“キムタク”なんですよ。でも、動画では“キムタク”って言うと、『いや、キムタクさんだろ』って言われたりするので、そういうところはシビアにしています」と視聴者のリアクションから表現の仕方に気を配っていることを明かしていた。

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