『ポケモン スカーレット・バイオレット』序盤最速攻略 「テラレイドバトル」を効率良く使い、ヌシとジムリーダーをなぎ倒していこう

 いよいよ本日発売した『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。筆者は0時を待って即ダウンロード&プレイにいそしみ、数時間のプレイではあるが、各ルートの序盤やパートナーポケモンの最終進化へ到達するまでに至った。今回は序盤の“コツ”として、その記録を書きとめていきたい。

 まず、最も大きな変化について触れていこう。今回はポケモンにとって初となる“オープンワールド”を採用したタイトルだ。攻略順については、どこをどの順番でクリアしても問題ない。これまでの「ポケモン」シリーズを踏襲したうえで簡単に伝えるならば、ジムリーダーを倒す順番が前後してもまったく構わないということだ。また、一度行った街やポケモンセンターは、記憶しておくことで「そらとぶタクシー」を使っていつでも移動することができる。最序盤から使える機能のため、途方もなく歩かされることもないので安心してほしい。

 とはいえ、“ルートが自由=ジムの攻略順が自由”というわけではない。事前情報にもあるように、今回の物語は「チャンピオンロード」「レジェンドルート」「スターダスト★ストリート」という3つのメインルートによって構成されている。最初に知ったときはこの3つからいずれかを選択して進めていくのかと思ったのだが、どうやらそういうことではないらしい。各ルートの目的は以下の通りだ。

 

「チャンピオンロード」=各地のジムリーダー8人を倒したうえで“チャンピオンテスト”に合格し、「チャンピオンランク」を手に入れる

「レジェンドルート」=各地の“ヌシ”を倒し、“秘伝のスパイス”をゲットする

「スターダスト★ストリート」=主人公が通う学校のトラブルメーカーである“スター団”を壊滅させるべく、各地のアジトに乗り込んでボスを倒していく

 基本はどれもバトルが前提になっているので、レベルを上げて攻略するという基本的な攻略方法は変わらないのだが、各ルートでジムリーダーやヌシ、スター団のボスを倒すことで得られる報酬があり、いずれも冒険に必要な(もしくはあった方が楽になる)要素のため、結果的にはすべてを並行して攻略するのが最短ルートとなる。あわせて、各ルートで得られる報酬も下記に記しておく。

「チャンピオンロード」=ジムバッジ(レベル〇〇までのポケモンがいうことを聞くようになる、わざマシンがもらえる)

「レジェンドルート」=ヌシバッジ(共に旅をする伝説ポケモンに、「走る」「泳ぐ」「飛ぶ」などの能力が戻っていく)

「スターダスト★ストリート」=ダンバッジ(わざマシンマシンで作れるわざマシンが増える、LPと素材を大量獲得、わざマシンがもらえる)

 見てのとおり、コライドン・ミライドンという共に旅をする伝説のポケモンが、走ったり泳いだり飛んだりすることのできる「ヌシバッジ」をもらえる「レジェンドルート」は、攻略のうえで欠かせない。実質メインルートであるチャンピオンロードを攻略するには、泳いだり飛んだりできないと辿り着けない(辿り着きにくい)場所があるからだ。

 ルートは序盤、テーブルシティで一通りのチュートリアルと学校の案内を受けたのちに分岐する。どこから手をつけていいか迷う人も多いだろうが、筆者がおすすめしたい序盤の最短ルートはこうだ。

1.「岩壁のヌシ」を討伐し、コライドン・ミライドンに「走る」能力を取り戻させる。その過程でパートナーポケモンのレベルを16以上(一段階進化した状態)にしておく。
2.そのまま近くのボウルタウンへ向かい、ジムリーダー「コルサ」を撃破。
3.テーブルシティに空を飛んで戻り、1&2と反対側の出口からコライドン・ミライドンを走らせてセルクルタウンへ向かい、ジムリーダー「カエデ」を撃破。
4.そのまま「セルクルタウン」の向こう側へ行き、「大空のヌシ」を討伐し、コライドン・ミライドンに「泳ぐ」能力を取り戻させる。レベルは20ほどあれば余裕だろう。

 正直、クリアのしやすさでいえば「カエデ→コルサ」の順番が楽ではあるのだが、行き来が面倒なため、筆者は近くのイベントをまとめてクリアしたほうが効率が良いと判断し、このルートにした。なお、パートナーポケモンは「ホゲータ」を選択したので、「カエデ」も「コルサ」もあっという間に倒すことができた。

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