エミネム主演で『GTA』実写化の計画があった!? ロックスター社が断ったと明かされる

エミネム主演の『GTA』実写化計画があった!?

 全世界でシリーズ累計3億7,000万本以上の売り上げを記録しているロックスター社の『Grand Theft Auto』。この世界的に人気なゲームシリーズにおいて、2000年代にハリウッドで映画化をするオファーがあったようだ。

 イギリスのラッパー、Bugzy MaloneがホストするBBCのポッドキャスト「Bugzy Malone's Grandest Games」に出演したゲーム業界のベテランKirk Ewing氏。彼はロックスター社の創業者Sam Houser氏に、『GTA』シリーズのハリウッド映画化を断られたと明かしている。

 『GTA III』が発売された直後に、ロサンゼルスの映画プロデューサーから映画化のオファーを受けたと語るEwing氏。当時はまだ社内で映画化の可能性が案として挙げられていたようで、彼はSam Houser氏にそのオファーを検討するように伝えたもよう。その企画には、出演にエミネム、そして監督に『トップガン』のトニー・スコットの名前が挙げられており、ロックスター社はライセンス費として500万ドルをオファーされたと明かしている。

 しかしSam Houser氏は映画化にはもう興味がないと断ったようで、Ewing氏は「そのとき、このGTAフランチャイズがどの映画よりも大きくなったと気がつき、その後映画化のことは話さなくなった」とコメントしている。

 当時、エミネムの大ヒットアルバム『Marshall Mathers LP』がリリースされ、唯一の主演映画『8 Mile』も製作されている最中であった。『GTA』の映画化は実現しなかったものの、エミネムを発掘したドクター・ドレーは「GTA Online: The Contract」に出演している。

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