2022.11.16 18:00

美容系YouTuberが語り合う「冬のヘアケア」　ゆうこす×AYAMAR対談

文・取材＝Nana Numoto、写真＝MANAMI

　10月31日、美容系インフルエンサーで実業家のゆうこす（菅本裕子）と、美容師兼YouTuberのAYAMARが化粧品メーカー・ホーユー株式会社（hoyu）のイベント「#ゆうこす×AYAMAR ホリデーシーズン目前！冬の自分モテヘアケアトークライブ」に参加し、それぞれのアカウントからインスタライブを実施した。イベントではhoyuの人気商品「プロマスターカラーケア」の紹介や、ホリデーシーズンの過ごし方、AYAMARがゆうこすをモデルに実演するヘアアレンジなどを披露。2人の元にはファンから多数のコメントが寄せられ、美容に関するお悩みや「プロマスターカラーケア」のおすすめポイントなどについて丁寧に答えていた。

　今回はそんなゆうこす、AYAMARのトークイベント直後にインタビューを実施。今回が初対面となる2人のSNSでの活動や、冬のヘアケアなどトークライブでは話しきれなかった話題をたっぷり語ってもらった。

【写真】ゆうこす×AYAMARインタビュー撮り下ろしカット

――お2人は初対面だそうですね。お互いの印象を聞かせてください。

AYAMAR：かわいいです！　動画では画面ごしにずっと見ていましたが、改めてかわいいと思いました。普段から動画も目の保養にしています。

ゆうこす：ありがとうございます！　私はヘアアレンジがあまり得意ではないので、AYAMARさんの動画を参考にしていました。会ってみたら動画で見たままの方で、ぜんぜん変わらないですね。

――YouTubeやSNSの発信をするようになったきっかけを教えていただけますか。

ゆうこす：12年前はアイドルをしていたのですが、徐々に女性ファン向けに切り替えていくためにSNSを始めました。Twitterからスタートして、その後インスタ、生配信、YouTubeという流れです。

AYAMAR：私は美容師なので、そちらのインスタグラムアカウントは持っていましたが、AYAMAR名義ではYouTubeが最初になります。コロナ禍で外に出られなくなったときに、みなさんが家でもちゃんとヘアケアをできるようにとの思いでYouTubeを始めました。美容や髪のことって学校で習うわけじゃないので、美容師が発信しないと伝わらないと思ったんです。

――AYAMARさんは実際にSNSを始めてみていかがでした？

AYAMAR：「変わりましたか？」と聞かれることも多いのですが、自分の中ではあまり変わった実感がなくて。始めたての登録者500人のときから感覚としてはあまり変わっていないです。変化はあまり認識できていないかもしれないですね。

――ゆうこすさんは、ご自身がバズる前と後では変化を感じましたか？

ゆうこす：そうですね。元々男性ファンが多かったのですが、そこからYouTubeの視聴者の98%が女性というところまで変化しました。自己プロデュースで自分の魅力を見せられるようになってよかったなと思っています。

――発信する上で心がけていることはありますか。

ゆうこす：簡潔に話すと、どんなブランドのどんなファンも三角形の図で表せると思っているんです。「ゆうこすのことをなんとなく知っている」くらいのライトなファンと、「コメントをする」中間くらいのファンと、「イベントには絶対行くし、生配信も絶対見る」というコアなファンの方々がいると思っていて。上に行けば行くほど情報が厚くなるように考えて発信しています。例えば、上の層に向けては生配信、下に行けば行くほど情報のテンポ感がいいYouTubeやTikTokというように分けています。

――プラットフォームだけじゃなく具体的な内容も変えているということですね。

ゆうこす：そうですね。話す内容も変えています。例えばコアなファンに向けては、恋愛事情などを話すことも。YouTubeは編集してアップされるので大体1～2週間のラグが起きますが、生配信なら今日あったことが話せるので、そこはコアなファンからすると嬉しいんじゃないかと思っています。

――AYAMARさんはSNSの発信で心がけていることなどありますか。

AYAMAR：私のYouTubeはどうしても専門的な話が多くなりますが、業界用語は使わないで誰が聞いてもちゃんと伝わるようにと心がけています。私は生のお客様の声も聞けるので、それを参考にして動画を作っています。美容師さんの中にはモデルさんやマネキンを使う方も多いのですが、私は自分の頭を使って自分でやることにこだわっているんです。お客様が実際にヘアアレンジする時と同じ目線になるようにしています。