フランスで暮らす杏、日本への一時帰国を報告 パッキング動画に見た「人生を豊かにする秘訣」
フランス・パリに拠点を置く女優の杏が公式YouTubeチャンネル「杏/anne TOKYO」を更新し、日本に一時帰国したと伝えた。
三人の子どもと愛犬とともにパリに移住している杏は、今後の活動方針として、パリの家と東京の家と行き来しながら仕事を継続していくと公言している。
11月10日に公開した動画で杏は、映画撮影などの仕事のため、日本に一時的に戻ってきたと説明。それに伴い、渡仏してみて必要だと感じたものを現地へ持って行くべく、東京の住まいで荷造りをするとした。
はじめにダンボールに入れたのは、2023年の子ども向けカレンダー。1日(ついたち)、2日(ふつか)、3日(みっか)などと日付にフリガナが振られており、杏は「どうしても、これから色んな言葉に揉まれて子どもたちも暮らしていく中で、日本の暦の読み方なんかも、馴染みが多少あったほうがいいんじゃないかなと思いまして」と購入理由を語った。三児の母として、異国の地で生活する幼い我が子への親心が垣間見える。
また、好奇心と学習意欲旺盛な杏は、自分の勉強用ツールもしっかりと準備。「これから勉強に本腰を入れていこうと思うので」と言って用意した受験生なども使用する学習タイマーをはじめ、英語の学習本、パリに地理・歴史について書かれた本なども詰め込んだ。
もちろん、大好きな漫画のパッキングも忘れない。「ちょうど新刊が出た時期に帰ってこられて良かったです」と、森薫の漫画作品『乙嫁語り』の14巻を手に取り幸せそうな表情を浮かべる杏。さらに、さくらももこの代表作『コジコジ』の新装再編版もフランスに持って行くとのことで、「コジコジといるとね、なんか、生きるのが楽になるじゃないけど、『まぁいっか』と思えるので、ぜひ子どもたちにも読んで欲しいし、私も読み返したい」と話していた。このほか、『クレヨンしんちゃん』が好きで、最近は“妖怪・おばけブーム”が到来しているという子どもたちのために、クレヨンしんちゃんで都道府県や世界遺産が学べる漫画本と、『水木しげる 世界の妖怪大百科』もチョイスしていた。
このように、ダンボールに詰め込んだ物資はほとんどが自分と子どもたち用の本。杏は、「本の紹介みたいになってしまいましたが、これでまたしばらく読書ライフが充実するんじゃないのかなと思います」と微笑んでいた。
フランスで三人の子どもを育てつつ、日本でも仕事をこなす多忙な杏だが、今回紹介していた本やアイテムからは、自分と子どもたちの心が豊かになるような選定が透けて見える。そんな杏に対して、コメント欄には「人生をちゃんと作り上げてる感じがして良い」「子育てがお忙しいのに、本をあんなにたくさん読める時間があるのが、すごいです」「あんちゃんってほんとに豊かな人だなぁ」など、称賛の声が寄せられている。
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