ワークマンの『ジョイントサコッシュ』にガジェットはどれくらい入る? スマホやタブレットを入れて検証
ちょっとした外出時には、財布やスマホ、ハンカチなどを持ち歩くことになる。持ち物が少ないために大きなバッグは不要となり、代わりに活用されるのが「サコッシュ」だ。ネットでも話題になることが多いワークマンからも、「サコッシュ」が販売されている。
ワークマンの商品は使い勝手が重視されているものが多い。今回使ってみる『ジョイントサコッシ』にも期待を寄せてしまう。
変化したワークマン。いまでは人気のブランドへ
ワークマンと聞くと、作業服の会社というイメージを持っている人も多いことだろう。実は筆者も数年前まではそう思っていて、店舗に足を運んだことはほぼ皆無だった。現場作業や工場作業向けの製品を販売するお店だったワークマンだが、ここ数年でガラリと変化した。アウトドアやスポーツを楽しむ人や女性をターゲットにも展開され、商品のラインナップにも変化が見られる。たとえば軽くて暖かいダウンジャケットやランニングシューズなども販売している。さらに女性向けのプリーツスカートやダウンスカートが発売になった時には、ネット上でも話題となった。
写真は実際に筆者が今年購入した『洗えるフュージョンダウンスカート』だ。ダウンなので軽いし、裏地がアルミプリントになっていてとにかく暖かい。これで1900円なのも驚きだ。機能的で低価格の商品を手掛けるワークマンは、すでに1つのブランドになっていると言ってもよいだろう。
そんなワークマンからサコッシュが販売になっている。ちょっとしたお出かけに使える小ぶりなバッグの使い勝手を紹介する。
『ジョイントサコッシュ』のサイズや仕様を確認
ワークマンの『ジョイントサコッシ』のサイズは縦19cm、横25cmで底部分にはマチはない。
ショルダータイプで、筆者は斜めがけをすることが多い。ショルダーの長さは調整が可能だ。
正面にメッシュ地のポケットが2つ、その上にファスナー付きの大きめのポケットが1つ、内側に2つ、裏側に大きめの1つポケットがついている。
また「ディアマジックダイレクト」という、耐久撥水加工が施されているため、雨をはじいてくれる(「ディアマジックダイレクト」は、三菱商事ファッション株式会社が手がけている)。そのため多少の雨が降っても中身が濡れることはないので、スマホやタブレットなどの電子機器を入れても安心だ。
実際に水をかけてみると、玉のようになって表面上を動く。ただしメッシュ地部分は、隙間から水が入ってしまうので、雨が降っている時にはスマホなどは入れない方が良い。
ところで、なぜ『ジョイントサコッシュ』と「ジョイント」がつくのかというと、ワークマンにはジョイントバッグシリーズがある。今回紹介する『ジョイントサコッシュ』も、リュックに取り付けることが可能だ。キャンプなどのアウトドアでは、ジョイントする機能が役立つようだ。
『ジョイントサコッシュ』とスマホの組み合わせは使いやすい
『ジョイントサコッシュ』に何を入れるかと言ったら、まずはスマホではないだろうか。一般的なサイズのスマホならば問題なく入れることができる。
写真はiPhone 8と財布(2つ折り)とハンカチを入れている。ファスナーは大きく開くので、取り出すときもスムーズだ。
内側のポケットだが、スマホを縦に入れることができる。もともと『ジョイントサコッシュ』に入るものは数が少なく、物がごちゃごちゃになってしまうことはないのだが、さらに取り出しやすくするために内側のポケットに入れても良いかもしれない。あるいは家の鍵など、持ち物の中でもサイズが小さい物を入れるのもおすすめだ。
スマホを内側に入れてしまうと、ファスナーを開けることになって取り出すのに面倒と感じてしまうこともあるだろう。そんな時には、側面のメッシュ地のポケットに入れてみよう。正面にあるのでスマホの紛失の恐れがあるのでは?と思うが、結構きつめに入るので誤って落とすことはなさそう。筆者は正面のポケットにスマホを入れて買い物に行っているが、スマホが落ちてしまうことは1回もなかった。でもより安全性を高めるならば、裏面のポケットに入れておくのがおすすめだ。
スマホなどを入れて使ってみた結果、ショルダー部分が肩に食い込むことはなかった。そもそも入るものが限られているし、ずっしりとした重さになることがほぼないのだ。肩への負担は少ないので、長時間使っていても疲れないだろう。