マツダのスポーツカーにフォードのエンジンを積むと? YouTuberがスワップ

 意外な組み合わせでパワーが格段に上がることがある。あるYouTuberが日本車に米国車のエンジンを搭載し、最高の組み合わせを編み出した。 

Ford Fusion Swapped Miata Review! A Surprisingly Interesting Roadster

 チャンネル登録者数121万人の人気YouTuber、ThatDudeinBlueは車のエンジンをスワップする動画で人気だ。「マツダ車のスワップはやり尽くしたと思っていたら、もう1台あったんだ」と、最高の組み合わせを生み出したという。その組み合わせとはマツダのスポーツカー『マツダMX-5ミアータ(日本名『ロードスター』)』とフォード車のエンジン。ミアータは多くの受賞歴を持つ2シーターのオープンカーだ。

 日本車に米国のフォードのエンジンを入れるのは、荒唐無稽な計画に聞こえるかもしれない。しかしフォードとマツダは当初、フォードCD3という同一のプラットフォームを共同開発していた。その時代にはフォードがマツダに出資していたこともあり、2002年に発売された初代『MAZDA6』には2.5リッターのフォード・フュージョン・エンジンが搭載されている。

 今回の改造の主役になった『ミアータNC』は出張看護師のマットの愛車だ。エンジンスワップするつもりはなかったが、オリジナルのエンジンが吹っ飛んでしまったため、交換を余儀なくされてしまった。エンジンの選択肢として2.5リッターのフォード・フュージョンが挙がったそうだ。これはパワーが欲しいという車好きにとっては、まさに天才的なスワップだ。予算は1000万ドル(約14万円)で経済的で、車両の重量比が大幅に向上し、ハンドリングが大幅に改善される。

 日本人としては日本車が改造されている点も気になるが、車の外装に「藤原とうふ店」と書かれているのも非常に気になる。パワーを感じる組み合わせだ。

(画像=YouTubeより)

〈Source〉
https://www.autoevolution.com/news/youtuber-drives-ford-fusion-swapped-mazda-mx-5-nc-says-it-s-the-best-budget-miata-swap-198017.html
https://youtu.be/gtfEi0PSd4k

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