卒業発表のフィッシャーズ・ぺけたん 思い出の楽曲「虹」歌唱動画で見せたンダホとの絆

 人気YouTuber・フィッシャーズのメンバーであるぺけたんが卒業を決め、メンバーのンダホと自分たちの楽曲「虹」を披露した。

これが最後 それぞれの道で頑張ろう

 フィッシャーズは、8月5日に「虹 -THE LAST TAKE-/んだほ&ぺけたん」と称し、ぺけたんとの最後の動画を公開。フィッシャーズはマルチクリエイターとして「検証動画」「ドッキリ」など様々なジャンルの動画を作成する一方、たびたび自作ソングを展開するなど、幅広い活動を見せている。

 そしてこのコンビは人気があった。フィッシャーズは過去に、Mステに出場したりオリコンに取り上げられたりと、音楽の方面でも大きな功績を残している。

 本動画ではンダホとぺけたんが今までの活動を振り返り懐かしむシーンや、今後それぞれの道を進む決意についても語られている。ぺけたんはもともと歌に定評があり、大人気の「夜に駆ける/YOASOBI」をソロでカバー。フィッシャーズのサブチャンネルで公開されたその動画は、ソロカバーにも関わらず780万回の再生回数を記録している。(2022年8月時点)

 そんなぺけたんだが、過去には一般女性との関係をめぐり、活動休止になった過去を持つ。その後は動画上には復帰せず、編集などといったいわゆる裏方としてチームを支えてきた。しかし、7月11日に公開された「ぺけたんの今後の話をさせていただきます。」で、正式に卒業を発表。その際にンダホが「ぺけたんと最後に虹を二人で歌いたい」といい、ぺけたん最後の動画として、ンダホとのTHE LAST TAKEが実現しフィッシャーズの活動を終了した。

ぺけたんの今後の話をさせていただきます。

たとえ離れていてもずっと仲間 7人が見せたそれぞれの絆

 最終的にぺけたんはフィッシャーズとは違う道を歩む選択をした。しかしもともと中学校の同級生である彼ら。付き合いは15年近くにも及び、フィッシャーズとしての活動は約10年続けてきた。同級生から成り立ったグループともあり、ファンからは度々「仲良さそうな7人を見ていて楽しい」「こんな仲間がいたら毎日幸せ」といったコメントも寄せられていた。

 メンバーたちもぺけたんの卒業に対して否定的ではなく、「お互い別々の道に進むけど頑張ろう」といった方向で収束を見せた。彼らはグループYouTuberの礎を築いた存在と言っても過言ではなく、メンバーの多さを最大限に活かした動画を様々投稿。1,000万再生以上の動画が数百を超えたり、TV進出を果たしたりと7人で様々な歴史を作ってきた。

 ぺけたんは最終的に違う道を歩むことを決めたが、リーダーのシルクロードは「ゆくゆく戻ってきても良い」と残しており、ぺけたんが今後も仲間であることには変わりない。この先、お互いがそれぞれの道に進み、最終的にはまた、ぺけたんがフィッシャーズの動画に出てくる日もあるかもしれない。

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