『ドラ恋~Kiss me like a princess~』最終話ーーキスシーンで俳優たちは本気の恋をした? カップル成立したのは……
りょうすけ(小池亮介)は変わらずゆうき(上大迫祐希)への想いの丈を伝えた。「いろんなことがわかった上で、それでもゆうきちゃんのことが好き」と言うりょうすけは相変わらず優しい。
しかしゆうきは「私が他の人のこと想ってるのわかってる上で、接してくれてたじゃん?(中略)だけどやっぱり私が他の人のこと気になってる状態だし(中略)りょうくんのその気持ちには応えられないって思うの」と涙を堪えながら伝えた。失恋する結果になりながらも、すかさず「辛かったでしょ?」とまず相手を気遣うりょうすけ。一途な思いは届くことができなかったが、最後の最後までりょうすけの人間性の素晴らしさが光っていた。
告白はされなかったもののゆあ(白石優愛)も最後まで凛としていて変わらず魅力的だった。「私らしく、逃げずにちゃんと立ち向かった自分がいるから、そんな自分をバネにしてこの経験を生かして頑張りたいです」という心からの言葉が胸を打つ。ゆあは演技面でもそうだが、メンバーに刺激を与えていた存在に思える。思い返せば、みよしがりくとに気持ちがあると確信が持てたのは、やはりドラマ第6話で主人公を勝ち取ったゆあが相手役にりくとを指名した瞬間だったのかもしれない。
澤田(育子)先生も言っていた通りにはなるが、今シーズンは様々な新たな試みが導入された中、果敢に芝居にも恋にも臨みぶち当たっていった彼らの勇姿に心からの拍手を送りたい。