日本科学未来館が2030年に向けた新たなビジョンや取り組みを発表 新内眞衣も新たなテクノロジーに驚き

日本科学未来館、2030年への取り組み発表

新内眞衣と浅川館長によるトークセッションも

 イベントの後半には、4月からラジオ番組でSDGsの発信にも携わる元乃木坂46の新内眞衣も登場し、浅川館長とのトークセッションが繰り広げられた。

 SDGsの中でも、アルバイトの経験から食品ロスに興味があるという新内は「本当に小さいことですが、冷蔵庫にあるものは食べきれる分だけ作る、足が速いものは冷蔵庫に入れるとか。ブロッコリーの茎もちゃんと切り刻んで料理に入れたりしてます」と普段の取り組みを紹介していた。

 浅川館長からは、自身が研究開発中というAIスーツケースを紹介。視覚障害者が一人で行きたいところへ行けるためのナビゲーションロボットとのことで、スーツケース型の理由は浅川館長が出張する中で「スーツケースなら一人で出張もできるのではないかと思ったから」なのだそう。目を閉じてAIスーツケースを試してみたという新内さんからは「思ったより安心感がありました。パートナーみたいな感じだった」と、科学の力で新たなワクワク体験に出会えたことを報告していた。

 また、このイベント開催日から3日間行われた「Mirai can FES —ミライキャンフェス—」では、来場者に「Mirai can_」の空白部分のメッセージを書いてもらうという取り組みを行っていたため、それに関連して新内さんも「Mirai can」に続くメッセージの発表が行われた。彼女が書いたメッセージは「宇宙スタジオからの生放送」。「発信者として宇宙から見た景色を生放送でレポートできたら」と話していた。

さらにワクワクできる日本科学未来館に

 新しい常設展示も計画されており、これまで以上に未来に対してワクワクを感じさせてくれる日本科学未来館。明るい希望を感じつつ、より楽しみながら科学や技術を学べる施設として、これからの未来館そのものの進化も見逃せないと感じるイベントだった。

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