ナイト2000、デロリアン……名作に登場した「実現不可能な車」とは?
『キャノンボール』 ランボルギーニカウンタック&スバル・レオーネ
バート・レイノルズ、ジャッキー・チェン、サミー・デイヴィス・ジュニア、ロジャー・ムーアらが出演したカーアクション映画『キャノンボール』。
数多くのスーパーカーが登場したこの作品のなかで、強いインパクトを与えたのがランボルギーニカウンタックだ。1980年代に日本で巻き起こったスーパーカーブームの主役で、先進的なデザインとシザードアが特徴的な車である。現代でも先進的で未来感のあるデザインは高く評価されているが、入手は極めて困難だ。
またジャッキー・チェンの乗った日本車「スバル・レオーネ」も話題に。コンピューターが搭載されており、ボタンを押すとロケットが登場。その力によって、空を飛ぶシーンも見られた。
『キャノンボール』に登場したレオーネは2代目のエステートバンで、丸いヘッドライトがかわいらしく、一定の人気を誇っていた。
『西部警察』 サファリ
1980年代にテレビ朝日系列で放送された刑事ドラマ『西部警察』。そのなかで一風変わった特殊車両として登場したのが、サファリだった。
日産自動車の4WD車サファリをベースにした車両で、放水銃を持っているのが最大の特徴。この放水機能で渡哲也演じる大門刑事が、犯人グループに向かって水を噴射し、一網打尽にするシーンもあった。放水銃を持っている車を一般人が入手することはほぼ不可能で、この車も「夢の車」といえそうだ。
(画像=wikipediaより)