『恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~』4話ーー両想いのカップルに割り込むには?俳優同士の恋愛がヒートアップ

 稽古とオーディションを繰り返す日々であったメンバーにとって、初めての自由時間が訪れる。ゲレンデに繰り出しスノボを楽しむとともに、切ない片思いが錯綜した。

 まずは、ゆあ(白石優愛)からのしおん(鈴木志遠)への一方通行な想い。前回ともに主役を勝ち取った、ゆうき(上大迫祐希)と2人でそり滑りを楽しむ姿を尻目に見送るしかないゆあの姿が切なく映った。

 何とか入り込み、しおんに思いの丈をぶつけ、第2話の“黒塗りオーディション”の際にアドリブで話した内容はそのまま自分からしおんへの想いだったことを明かし、しおんの気持ちがどこに向いているのか探ろうとするも「二人の機会があると自分の中でいいなと思う部分が増えてくる」とやんわりとかわされてしまう。釈然としないしおんに対して、「でも私はしおん君にしか思わないかな。多分それは誰とやっても変わらないと思う」と畳み掛けたが、その想いは届いたのだろうか。

 そして、今話ではりょうすけ(小池亮介)とりくと(松村陸斗)の積極的なアピールが際立っていた。ここまで気になっている相手など特に言及していなかったりょうすけだが、ついに意中の相手がゆうきであることが明らかに。しおんへの好意に気づきながらも、何とかそこに割って入ろうとする姿が見られ始めた。

 同じくしおんに好意を寄せるみよし(橋下美好)を追いかけるりくと。ドラマ第2話の撮影本番には、みよしを誘い出し、自販機で買ったドリンクを飲みながら自身の思いの丈を伝えていた。「単刀直入に言うと一番気になってんのね、みよしちゃんのこと」と、不器用なりくとの本当にどストレートな表現にこの恋を応援したくなってしまう。

 その不器用さは健在で、スノボ中にゲレンデでみよしを見失ってしまうというアクシデントも。しかし、皆からはぐれてしまった彼女に一番に駆け寄っていたのもまたりくとらしく、これからもこの恋を存分に見守っていきたいと思わされた。

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