自動車からファストフード……誰もが知っている企業も続々撤退

　テクノロジーや金融分野だけでなく、ロシアからは誰もが知っているような著名ブランドが次々と撤退している。タイトルにもあげた、マクドナルドやスターバックスはロシアからの撤退を表明した最新の企業だ。

　その他にもルイヴィトンやクリスチャンディオール、ブルガリなどを抱えるLVMH、バーバリー、シャネル、エルメス、コカ・コーラ、ハイネケン、BMW、メルセデス・ベンツ、ルノーやシーメンス、3M、エレクトロニック・アーツなど、文字どおり数え切れないほどの企業がロシアからの撤退や事業縮小を表明している。

　記事執筆時点（5月24日）ではウクライナにおける戦況は混沌としており、また上記の経済制裁や企業撤退がロシア経済に目に見える形で影響を与えるまでは、まだまだ時間がかかることだろう。それでも同国における経済的なダメージにより、戦争という愚かな行為が一日も早く終わることを願うばかりだ。

（Source）
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_companies_that_applied_sanctions_during_the_Russo-Ukrainian_War