中国の総合家電メーカーXiaomi（シャオミ）とドイツのカメラメーカーLeica（ライカ）は5月23日、長期におよぶ戦略的協力を発表。Xiaomiは、初めてLeicaと共同開発したスマートフォンを2022年7月にローンチすると予測されている。

　予測される機種名は「Xiaomi 12S」と「Xiaomi 12S Pro」で、カメラハウジングにLeicaの特徴があり、「Xiaomi 12」と似ているが確実に進化しているだろうと「GSMArena.com」は報じている。

　また、「Xiaomi 12S」は最新のチップセットSnapdragon 8+ Gen 1を搭載することが予想されている。

　一方で「PetaPixel」はモデル名が「Xiaomi 12 Ultra」になると予想。「Xiaomi 12」のアップグレードバージョンということでは一致している。

　メインカメラは超広角、広角、ペリスコープ・ズームレンズを備え、1/1.1インチ、50メガピクセル、IMX800といった仕様になるという。

　Leicaは過去にHuaweiとパートナーシップを結び、日本でも流通していたが、提携関係は2021年に終了。

　iPhoneが主流の日本では、Xiaomiはまだまだ馴染みが薄い。しかし、2010年に創業したばかりながら、スマートフォンのシェアはSamsung、Appleに次いで世界第3位だ。

　Xiaomiは100年以上もカメラを作ってきた老舗Leicaの伝統を取り込むことで、ブランドイメージが高まる予感がする。

（画像＝Twitter、GSMARENAより）

（source）
https://leica-camera.com/ja-JP/press/xiaomi-and-leica-camera-announce-long-term-strategic-cooperation
https://twitter.com/Xiaomi/status/1528556525387763715
https://www.gsmarena.com/xiaomi_12s_with_leica_branding_leaks_-news-54419.php
https://petapixel.com/2022/05/23/xiaomi-and-leica-partner-to-launch-jointly-developed-smartphones/