ハイレゾ相当の音質を叶えた「1MORE EVO」はどんな楽曲が聴きやすい? ノイズキャンセリングなど正直レビュー

気になるノイズキャンセリング機能は?

 1MORE EVOのアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能は、独自のQuietMax技術を採用しており、最大42dBの驚異的なノイズキャンセリングを実現しているのだとか。
また、「1MORE MUSIC」を使ってイヤホン本体を長押しすると、オン/オフの切り替えが可能。飛行機や電車、バスなどさまざまな環境に合わせて最大42dBまでのノイズを低減するディープモードや、騒がしいカフェ、ショッピングセンターやオフィスなどの中音域の環境におすすめなマイルドモード、音楽を聴きながらでも周りの音を聞き取りやすくする環境パスモードなど、合計6つのリスニングモードを搭載している。

 静寂なサウンド体験に感動しつつも、ノイズキャンセリングの効きはそれほど強いというわけではない。しかし、基本的な雑音はしっかりとカットできており、どんなシーンでも音楽に没頭することができた。

 また、通話にも高機能を搭載しており、イヤホン1個につき3個、合計6個のマイクを搭載。AIを搭載したDNN(Deep Neural Network)アルゴリズムがシームレスに連携し、環境ノイズをキャッチして高い音を打ち消しながらも、変化に適応して低い音を自己補正することも可能するという。

デザイン・音質ともに申し分ない

 充電時間は15分で約4時間の音楽が楽しむことができ、1回の充電で最大約8時間、ケース込みで最大約28時間の再生ができる。
Qiワイヤレス充電にも対応しており、利便性が良いのも大きなメリットだ。

 筆者が以前購入したワイヤレスイヤホンは、機能性は気に入っていたがケース等の質感については、プラスチック性のこともありやや物足りなさを感じていた。それが1MORE EVOを手に取った瞬間、その質感の良さと音質のクリアさには心底驚いた。

 2万円以下で買える1MORE EVO、洗練された音とデザイン性で、以前より音楽を聴く機会が増えたと感じている。

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