iPhoneユーザーは安全運転が苦手? Androidユーザーより「感情的になりやすい」という調査結果が公開に

 AndroidユーザーとiPhoneユーザーを比較するとどんなことが見えてくるのだろうか。新たな調査によると、「車の安全運転」についてはAndroidユーザーが優れているという、驚きの結果が明らかになった。

 自動車保険比較サービスJerryは、2万人のアメリカ在住ドライバーの運転習慣を分析し、結果を「全体的な安全運転」「注意散漫な運転」「スピード」「旋回」「加速」「ブレーキ」の6つのカテゴリーに分類したところ、すべてにおいてAndroidユーザーがiPhoneユーザーよりも安全なドライバーという結果になった。両者の差が最も大きかったのは「注意散漫な運転」で、AndroidユーザーはiPhoneユーザーより6ポイントも高いスコアを記録した。

 使用しているスマホデバイス以外の属性だと、全体的に最も高いスコアを出すのは「既婚で持ち家があり、中西部に住んでいて、学士以上の学位を持っていて、クレジットスコア(クレジットカードの支払い履歴に基づく個人の信用度の数値表現)が高い高齢者」だった。

 しかし、運転に影響を与えると考えられるこれらの属性を差し置いて、AndroidユーザーはiPhoneユーザーを上回った。例えば、独身のAndroidユーザーは既婚のiPhoneユーザーを上回り、持ち家のないAndroidユーザーは持ち家のあるiPhoneユーザーを上回り、クレジットスコアが低いAndroidユーザーはクレジットスコアが高いiPhoneユーザーを上回った。

 要因を断定できないが、Jerryの研究者はルールと感情のどちらをベースに運転しているかに起因しているのではないかと推測している。

 ほかの研究では、Androidユーザーはより良心的で正直な傾向があり、ルールを破る傾向が少ないことが示されていた。一方、iPhoneユーザーはより感情的であることが分かっており、その結果として一貫性のない予測不可能な行動を取ることがあるとされている。

 Appleユーザーは「Think different(発想を変えよう)」を心がけているかもしれないが、このスローガンは安全運転には結びつかないようだ。

(画像=Unsplashより)

(Source)
https://www.androidauthority.com/iphone-users-worse-drivers-3160961/
https://getjerry.com/studies/sorry-iphone-fans-android-users-are-safer-drivers

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