RYUCHELL、SNSを通して発信する人生観 視聴者を助く金言に

 読者モデルとして活動し、2015年にテレビ番組への出演をきっかけに大ブレイクしたRYUCHELL(りゅうちぇる)。彼が昨年9月末に事務所を退所して以降、見せている動きが面白い。

 沖縄県出身のRYUCHELLは、上京後読者モデルとして活躍していた。2015年に地上波番組『行律のできる法律相談所』(日本テレビ系)に恋人のpecoと出演後、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)や『幸せボンビーガール』(日本テレビ系)などバラエティ番組に多く出演していた。

 RYUCHELLとpecoは、「ペコ&リュウチェル」として、雑誌やテレビなど活躍の幅を拡大。RYUCHELLは、自身を「ちぇるちぇるランドの王子様」と呼び、特徴的なヘアスタイルに付けられたヘアバンド、さらには個性的な仕草と明るいキャラクターで人気を集めていた。

 そんな彼は、2018年2月14日にりゅうちぇるからRYUCHELLへと名義を変更した。さらに同日、アーティスト活動を開始し、デビュー曲「Hands up!! If you’re Awesome」をリリースした。

 その後も「You are my Love」や息子リンクへのメッセージを込めた「Link」をリリースしている。

 そんな彼はいま、自身が発信するSNSで人生観について語っている。視聴者からは共感の言葉を得ており、悩める人々の心に訴えかけているのだ。

 RYUCHELLが人生観について強い意志を持っていることは「ちぇるちぇるランドの王子」時代のりゅうちぇるからも見ることができる。

 2016年放送の『爆笑!いいね動画シアター』(フジテレビ系)に出演した際のことだ。仕掛け人の「そんなパパでいるの?」という発言に対して、自分は「負けないで自分をしっかり持つという姿を見せる」「人に合わせないで自分の好き嫌いを表現できる子。しっかり自分を持てる子に育てるので」と強い意思を明かした。

 「ちぇるちぇるビーム」など、自身のスタイルを貫きながらも一人の父親としての家族のあり方について深く考えている姿に視聴者は胸を打たれた。

 RYUCHELLはInstagramのアカウントで、ファンの心を暖かくする発言を続けている。「嫌われてる事くらい何も言われなくても気付くけど大好きって事は言ってくれないと伝わらないよ。ちゃんと、勇気を出して、大好きって、言葉に出して伝えよう」という発言や、自身のYouTubeチャンネルの「全てに余裕がないとき」は65万回再生された。「余裕の基準を下げてあげても良い」という内容に対して、視聴者からは「りゅうちぇるさんの気づきやメッセージって本当に心にくる」「いつも元気貰ってます!」など彼の発信によって救われている人が見受けられる。

 読者モデルから活動を始めた彼は、人々の一歩を進める言葉を投げかけていた。彼のキャラクターや今までの経験を踏まえた言葉であるからこそ、人々の心に届くものになっているのだろう。

 今後もRYUCHLLとしての活動によって、視聴者の心を助ける機会が増えることが期待できそうだ。

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