『隣の恋は青く見える3』6話ーー「自分が自分でなくなるくらい好き」元恋人との“復縁デート”が予想外の展開に

 ついに、元恋人同士が“復縁デート”をする日がやってきた。会えなかった5日間で、かなりもつれてしまった恋模様。元恋人が、ほかの異性と接近している写真を見て、モヤモヤしていたメンバーもいることだろう。気持ちが定まらないなかでの再会は、どこか気まずそうにも見える。

 ただ、この翌日には最終決断が待っているため、どんなに苦しくても自分の気持ちと向き合わなければならない。元恋人と復縁するか、別れるか。それとも、新しい恋に進むのか。いざとなれば、帰れる場所があるという安心感を持ちながら、ほかの異性と公認浮気をする生活とは、もうお別れなのだ。

 まず、デートに向かったのは、リュウタロウとアヤカ。石垣島チームの悪ノリに、嫌悪感をあらわにしていたアヤカだが、リュウタロウが反省している姿を見て、心が動いたようだ。つべこべ言い訳をせず、悪かった点を認めて潔く謝る。そんなリュウタロウの男らしさに、アヤカは惹かれていたのだろう。

 2人が別れる最大の原因となった“浮気”に関しても、リュウタロウは考えを改めたようだ。石垣島でいちばん仲良くしていたレイナが、彼氏の浮気に悩んでいると知った時、「なんで、こんなにいい子なのに、彼氏は浮気するんだろう?」と疑問を抱いたらしい。しかし、自分もまったく同じ過ちを犯してしまっている。それに気付いた時、「アヤカを大事にしよう」と誓ったそうだ。レイナの悩みは、“隣の恋”の話だからこそ、客観的に見ることができたのだろう。それが結果的に、自分の恋を見直すことにつながった。アヤカの気持ち次第ではあるが、この2人は復縁を選ぶような気がする。

 そして、同じく“浮気”が原因で破局したケンとレイナ。このデートを通して、レイナがかなり不安を抱いている様子が伝わってきた。「別れるってなったら、嫌だけど……」とケンに言われても、「本当に思ってる? 嫌だって思う?」と疑いの目を向ける。なかなか女遊びをやめてくれないから、自分に向けられている愛を素直に受け入れられなくなってしまったのかもしれない。ただ、涙ながらに「私を大切にしたいと思うなら、遊んでほしくない」と伝えたということは、まだ可能性があるのだろうか。

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