きょんくま、フォーエイトの音羽脱退に「納得いかない」 誹謗中傷に対して持論を展開

 チャンネル登録者数146万人を誇るYouTuberグループ「きょんくま」が2月16日に動画を更新。15日に発表された「48-フォーエイト」の音羽の脱退についてコメントを寄せた。

フォーエイト音羽ちゃんの脱退について。

 フォーエイトは、2月15日に公開された「フォーエイトからお伝えすることがあります。」と題された動画でメンバーの音羽の脱退を発表。音羽がしばらく動画に出演していない状況について謝罪し、誹謗中傷がきっかけで休養をとっており話し合いを続けてきたが、活動復帰が難しく、脱退するという決断に至ったという。

 音羽に対する誹謗中傷は、「48-フォーエイト」が昨年末に公開した「【MV】TikTok Winter 2021【TikTokメドレー】」という動画から始まる。動画内で、音羽による「音の呼吸だ」という歌詞が話題となり、視聴者による二次創作動画が量産された。その一連のムーブメントに対して、音羽自身が苦言を呈したところ、逆に音羽自身が炎上する事態となった。

 「きょんくま」のきょんは、フォーエイトとコラボを重ねてきた仲。動画の冒頭、きょんは「芸能人としてある程度の誹謗中傷は覚悟しなければいけない」としながらも、きょんは「今回の件、音ちゃんは誰がなんと言おうと僕は悪くないと思います」と主張。今回動画として公開したのは、音羽がグループ脱退にまで追い込まれた現状に対して「黙ってられないくらい悲しくなってしまった」からだという。

 誹謗中傷との付き合い方としては「本当に一番の対策は、気にしないこと」しながらも、「『インフルエンサーなんだから覚悟しろよ』とかいろんな意見もあると思うんですけど、それって“大きさにも依る”と思うんです」と持論を展開。「1人に『嫌い』って言われただけでもめちゃくちゃ傷つくじゃないですか。それが数万とか数十万の域に達していて、めちゃくちゃ叩かれて悪口言われたしたら、自分がどういう状況になるか想像できるじゃないですか、」と誹謗中傷の恐ろしさを訴えかける。

 「そのうちの1人は自分のことを殺したいって思っているかもしれないし、マジで“生きてるのも怖い”ですよ」と不特定多数からの敵意にさらされる恐怖を明かした。今回の件にたいして「納得がいかない」とし、今後は「音ちゃんのことがどれだけ大切だったのか、ファンの方やYouTube仲間全員で本人に伝えていく必要があると思う」「好きだとか大切だとかを伝えることってとても意味があることだと思っていて、その数が多ければ多いほど誹謗中傷も目立たなくなるし、気にしなくなれていけると思うんです」と伝えた。

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