650万円をかけ5年前の動画をリメイク 古き良きスタイルを貫き成長を続ける東海オンエア

 チャンネル設立当初から奇想天外な企画で体を張る姿が人気を集めている6人組グループYouTuber・東海オンエアが、5年前の企画を現代版にリメイクした。

制作費650万円 5年前の動画を中京テレビと大型リメイク

 現在東海オンエアは「月に1回の大型企画」と称し、中京テレビと協力をしTV番組さながらの動画を投稿している。プロのナレーションやカメラマン、ディレクターや制作が携わるためそのクオリティは非常に高い。

 2022年2月の大型企画は「【ガチ本気】5年前のクソ動画、今全力で撮り直してみた結果...」と、過去の自分たちの企画を、プロの力を借りてリメイクするものだった。動画冒頭では司会を務めるりょうが当時動画に出ていたてつや、しばゆー、虫眼鏡、ゆめまるを集め「本気の動画を作ってきてくれ」と依頼をする。

ドブ川にドブン!!サバイバル幅跳び!

 その動画は5年前に撮影された「ドブ川にドブン!!サバイバル幅跳び!」というものだ。今でこそ20分前後のいわゆる「長尺」の動画を上げる東海オンエアだが、昔は10分以下のコンテンツが主流だったため動画時間も短い。内容も特に細かいルールがなく、ドブ川を立ち幅跳びをして落ちたら負けという至極単純なもの。当初からリーダーのてつやは破天荒な企画力を持っていた。

 まずは5年前の動画を確認するメンバー5人だが、過去の自分達のYouTube力の低さや進行のぎこちなさに恥ずかしさを覚えひと盛り上がり。自らの企画・動画に対して「何だこのクオリティの低さは」と驚きを隠せない。

 そこから3年の時間が経過し、彼らの人気やYouTube力はもちろん飛躍的に向上している。りょうはあくまでも「今持っている最大の技術と知恵」を使って本気で撮影してきてほしいと頼んだが、リメイク動画を見て驚愕した。

 中京テレビのスタジオを借り4人の撮影に対して美術費用650万円、プロのスタッフ53名、陸上競技公認審判員とてつやたちは圧巻の規模を見せつけた。650万円かけて作られたスタジオは、5年前のドブ川を安全性、飛びやすさを高め再現されており、YouTube企画のクオリティを遥かに超越した作品が完成した。

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