人気YouTuberグループ「48-フォーエイト」から音羽が脱退 相次ぐ誹謗中傷を受け
登録者数187万人を誇るYouTuberグループ「48-フォーエイト」から音羽が脱退することが発表された。
2月15日に公開された「フォーエイトからお伝えすることがあります。」と題された動画には、リーダーのこたつが1人で登場。音羽がしばらく動画に出演していない状況について謝罪し、誹謗中傷がきっかけで休養をとっており現在まで話し合いを続けてきたことを明かした。しかし、活動復帰が難しく、脱退するという決断に至ったという。
こたつは、「フォーエイトにとって音羽という存在は大きく、今まで戦ってきた仲間としてこのような決断になってしまったことをすごく悔しく思います」と心境を明かす。フォーエイトは1月に全国ツアーの開催を発表する予定だったが、音羽の件もあいまって現状では全力で取り組むことが難しいと判断し、中止にしたことも明らかにした。
音羽の脱退について、他のメンバーそれぞれも心の整理がついておらず、今後は毎日投稿を一時休止し、それぞれ「気持ちの整理をする時間を設けさせていただきます」と発表した。
「48-フォーエイト」は、以前からネット上の誹謗中傷に警鐘を鳴らし、様々な活動の形で訴えている。メンバー自らが役者となったドラマ形式での動画「あなた、私。〜Before that Future〜」では、誹謗中傷を送る側と受けた側の心理描写や、デジタルタトゥーとなっていく様子が描かれており、またYouTube Japanの公式チャンネル内で、YouTubeの最高製品責任者であるニール・モーハンとも対談を行っており、ネット上での嫌がらせやいじめ問題についての疑問や対応策を話し合うなど、早くから誹謗中傷に対する活動を続けてきたグループだ。
今後に関しては、フォーエイトのメンバーの気持ちの整理がついた後に報告動画が投稿されるとのこと。