新シーズン開幕の『Apex Legends』 「デファイアンス」の評価点と課題点

 2月9日(日本時間)、『Apex Legends』の新シーズン「Defiance(デファイアンス)」が開幕した。

 近年では、バトルロイヤルのジャンルのみならず、ゲームカルチャーを代表する一作に数えられることも多い同タイトル。今回実装された定期の大型アップデートは、どのような形でプレイヤーに受け止められているのだろうか。新シーズン「デファイアンス」の変更点を踏まえ、評価点・課題点を考察する。

シーズン12「デファイアンス」が開幕。盛り込まれた変更点をおさらい

「エーペックスレジェンズ:デファイアンス」ローンチトレーラー

 「デファイアンス」は、前シーズン「エスケープ」から約3か月ぶりにリリースされる『Apex Legends』の新シーズンだ。同タイトルにおいて、これまで定期的に繰り返されてきた大型アップデートのひとつとして、ゲーム内容に多くの変更が加えられた。そのなかで最も大きいとされる点が、新レジェンド・マッドマギーの参戦だろう。

マッドマギーの紹介 | エーペックスレジェンズ キャラクタートレーラー

 「冷酷至極かつアウトランズで最も性悪な女」という設定を持つ彼女は、アグレッシブなプレイにもってこいのレジェンドだという。パッシブ「ウォーロードの怒り」は、ショットガン使用時に移動速度が低下せず、かつダメージを与えた敵が一時的にハイライト表示されるという極めて攻撃的な特性となっている。戦術アビリティの「ライオットドリル」では、障害物に取り付くドリルを撃ち、裏側にいる敵を焼き払う。このスキルを使えば、たとえば、戦場に安全地帯を生成するジブラルタルの戦術アビリティ「プロテクトドーム」の外側からでも敵への攻撃が可能となる。アルティメットの「レッカーボール」は、導線上に味方の移動スピードがアップする地点を残しながら転がり、敵の近くで爆発する。同スキルもまた、劣勢の敵を追い詰めるシーンなどに役立つ、有用なスキルとなるはずだ。

「エーペックスレジェンズ:デファイアンス」ゲームプレイトレーラー

 このほか、「デファイアンス」には、新たな期間限定モード「コントロール」の追加や、既存マップ「オリンパス」への調整、ランクポイントシステムの変更、『Apex Legends』ローンチ3周年を記念した特別ログインボーナスキャンペーンの実装など、既存プレイヤーをマンネリさせない、さまざまなテコ入れがなされている。詳細については、公式サイトにあるパッチノートを参照してほしい。

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