史上最も賢い「ルンバ j7」シリーズが登場 “ユーザー参加型AIロボット”の全容とは?

インテリアに溶け込み、“パートナー”のようなロボットになる

 デザイン面については、プロダクトマーケティングスペシャリストの藤田佳織氏が説明を行った。

 開発に際しては、「インテリアに溶け込むようなロボット」をテーマに、スタイリッシュでインダストリアルなデザインに昇華させたという。

 「単なる生活家電ではなく、質感や素材などディテールにこだわったデザインが特徴になっている。無駄なパーツやつなぎ目をなくし、ボタンひとつだけにすることで、フラットで洗練されたイメージを彷彿とさせるものに仕上がっている。さらに、クリーンベース(ゴミ収集機)はルンバ初の横長タイプと一新し、収納に困らないのも特筆すべき点である」

 最後にマーケティング本部 本部長 執行役員の山田毅氏が登壇し、ソフトウェアの進化について話した。

 「iRobot Genius3.0は、ルンバが最高のパートナーになるように作られたオペレーションシステムだ。これまでは進入禁止エリアの提案などを利用者自身がマニュアルで設定していたが、『ルンバ j7』シリーズではロボットから提案してくれるオペレーションシステムへと進化している。ソファやキッチン周りといった箇所の部分清掃エリア指定の提案や外出した直後に掃除を開始する機能など、利用者のライフスタイルや生活パターンを認識し、最適化された清掃体験を可能にしている」

 「ルンバ j7」シリーズは2月10日より順次発売される予定だという。

 さらに、業界に先駆けて展開しているサブスクリプションプラン「ロボットスマートプラン+」でも、「ルンバ j7+」と「ルンバ j7」を試すことができるそうだ。

 ロボット掃除機はさらなる進化を遂げ、生活家電の域を超えるほどの高性能な製品になっている。アイロボットが目指す「スマートホーム」実現に向けて、また一歩近づいたのではないだろうか。

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