世界的に評価されたイヤホン・ヘッドホンは? 「CES 2022」アワード受賞製品を紹介
3通りの接続が可能なゲーミングヘッドホン「Alienware Tri-Mode Wireless Gaming Headset」
CES 2022に合わせて発表された最新のゲーミングヘッドホンが、米DELLの「Alienware Tri-Mode Wireless Gaming Headset」。
イノベーションアワードでは、DolbyAtmosの立体音響、40mm Hi-Res認定ドライバー、アクティブノイズキャンセリング(ANC)、3Dオーディオ対応など、最新のゲーミング向け音響性能が評価ポイントに。近年、世界的にゲーミング製品の人気が高まっていて、そんな中でオールインワン型ヘッドホン製品という位置づけを提示した。製品名にある”Tri-Mode”とは、有線、USBドングル経由の無線接続、Bluetooth 5.2の3通りで接続できるという意味。なお、発売は4月とのこと。
スポーツバンドで音楽リスニングが可能「Run-up」
「RUN-UP」は、スポーツ中に音楽を聴くためのスポーツヘッドバンドの形をしたウェアラブルオーディオデバイスだ。
イノベーションアワードでは、スポーツバンド一体型の革新性と、ダイレクトサウンド・システムが評価されている。音楽再生の仕組みはバンドの耳近くの位置に16ミリのユニットを内蔵し、音波をユーザーに直接届けるもので、バスポートによって低音の音圧も再現。スマホとの接続はBluetooth5.0で通話も対応、連続5時間の再生が可能だ。海外では2020年10月よりクラウドファウンディングが行われ、2021年3月には発送をスタートしている。
ハイエンドヘッドホン向けの音楽ストリーミングシステム「Uniti Atom Headphone Edition」
「Uniti Atom Headphone Edition」は、英国Naim Audioの手掛ける据え置きのデジタル音楽プレイヤー一体型ヘッドホンシステムと呼ぶべき製品。
イノベーションアワードでは、独自のデジタル音楽ライブラリ、Spotify、Apple Music、TIDAL、Qobuzなどの配信サービスに対応し、ヘッドホンリスニングを次世代に引き上げるシステムとして評価されている。4.4mmバランス端子やXLR端子、6.3mmヘッドホン端子などを備え、愛好家の多いハイエンドのヘッドホンを接続できる。PCやスマホなどを介さずに、ハイエンド級の品質でヘッドホン再生できる現代的なストリーミングシステムというのが存在意義と言える。なお、海外では2021年5月より発売されている。
(画像=CESより)