ハチロク、ミニクーパー、フェアレディZ……名作アニメで登場した人気の自動車とは?

名作アニメで登場した車とは?

フォルクスワーゲン・タイプ1/『名探偵コナン』

フォルクスワーゲン・タイプ1
フォルクスワーゲン・タイプ1

 『週刊少年サンデー』で現在も連載れている青山剛昌原作の漫画『名探偵コナン』。コミックはもちろんアニメでも絶大な人気を持ち、「国民的アニメ」とも称される。

 コナンでもさまざまな車が登場したが、異彩を放っていたのが主人公・江戸川コナンの協力者である阿笠博士が乗っていたフォルクスワーゲンタイプ1だ。

 この車は1938年から2003年まで製造・販売された自動車で、世界的な人気を誇った大衆車。阿笠博士は黄色のフォルクスワーゲン・タイプ1を愛車としていた。

 丸みを帯びたボディから「カブトムシ」という愛称もつけられていたフォルクスワーゲン・タイプ1。現在は製造されていない車だが、その人気は現在でもかなり高い。

日産・フェアレディZ/『湾岸ミッドナイト』

日産・フェアレディZ S30型
日産・フェアレディZ S30型

 走り屋をテーマとした漫画の草分け的存在と称される楠みちはる原作の漫画、『湾岸ミッドナイト』。

 主人公の朝倉アキオが乗り、「悪魔のZ」と称された車が、ミッドナイトブルーのS30型フェアレディZだ。日産自動車が海外での競争力を高めるために開発されたスポーツカーで、その美しい流線型は、国内外に高い人気を持つ。

日産・フェアレディZ 2代目
日産・フェアレディZ 2代目

 フェアレディZはその後2008年までモデルチェンジを重ね、6つのタイプが世に登場しているが、『湾岸ミッドナイト』に描かれた初代とドラマ『西部警察』で渡哲也演じる大門部長刑事が乗った2代目が、双璧の人気といわれている。

 人気作品に登場した自動車は、売上にも好影響を与えた。人々を楽しませただけではなく、経済発展に貢献したと言っても、過言ではなさそうだ。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる