『バチェラー・ジャパン』S4・最終話ーー黄皓が最後のローズを渡したのは?“正反対の2人”、何が分かれ目に?

 結果として、黄皓がファイナルローズを渡したのは秋倉だった。

 一番はじめにプーケットでロマンチックなデートをした休井とは、それ以上の気持ちへと発展しなかったようだ。今回、旅のはじめから一貫して「家庭」というものにこだわってきた黄皓は、恋愛で得られる感情の昂り以上に安定したパートナーが欲しかったようにも見える。

 加えて、今回の旅で注目したいのが「時間」である。おそらく休井と黄皓ももっと時間があれば、愛情の確認がスムーズになっただろうし、これまでに惜しくもローズを受け取れなかった女性陣の中にも長期戦で魅力を発揮できた人が潜んでいたように思う。反して、序盤でリードした中野綾香(なかのあやか)のように時間の経過によって機を逃した参加者も。

 秋倉は黄皓との関係を進める中で、「恋愛をしていくペース」がマッチしていたのだと感じた。どの出演者も魅力的だった『バチェラー・ジャパン』シーズン4。晴れてファイナルローズを受け取ったのは秋倉諒子だった。だが今後、彼女たちの中にはSNSやバラエティ番組で頭角を現す女性もいるだろう。ファイナルローズだけじゃないバチェラーの魅力を、これからも発信して欲しいと感じた。

(画像=(C) 2021 Warner Bros. International Television Production Limited)

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