27歳で恋愛経験ゼロ 白川理桜が『バチェラー・ジャパン』シーズン4に挑んだ理由

白川理桜『バチェラー・ジャパン』に挑んだ理由

 Amazon Prime Videoの婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』(以下、『バチェラー』)のシーズン4が、11月25日の午後10時から独占配信中。『バチェラー』は、成功を収めた1人の独身男性=“バチェラー”が、複数の女性参加者のなかから運命の恋人を見つける恋愛リアリティ番組。

 シーズン4となる今作は、人気インフルエンサーや、レディ・ユニバース2020日本代表、経営者、医師、社会学者など15名の女性が集結。“バチェラー”のたった一人のパートナーの座を勝ち取るため、バトルを繰り広げる。

 リアルサウンドテックでは、恋愛経験なしで『バチェラー・ジャパン』に参加することを決めたアニメーション会社勤務の白川理桜にインタビューを行った。清純派の見た目とは裏腹に、生粋のオタクというギャップを持つ彼女。『バチェラー・ジャパン』に挑むことを決めた理由や、理想の恋愛、影響を受けた漫画などたくさんのことを語ってくれた。

27歳、恋愛経験なしの彼女が『バチェラー・ジャパン』に挑む理由

--まずは、『バチェラー・ジャパン』シーズン4への参加を決めた理由を教えてください。

白川理桜(以下、白川):私は、恋愛経験がなくて、アニメが大好きなので元々、『バチェラー・ジャパン』を観たこともなかったんです。「恋愛リアリティーショー観るなら、アニメ観るよ!」という感じで。これはもう、オタクあるあるなんですけど……。でも、エンタメ会社で働いているので、「エンタメ作品として、すごい面白いよ」と勧められる機会があったんです。シーズン3を観てみたら、「なんだ、この面白い人間ドラマは!」とどハマりしちゃって。それで、ふと“私みたいなキャラがいない”ということに気付いたんです。もしかすると、こんな私でも受け入れてくれる作品かもしれない。恋愛から結婚まで、ボーンといっちゃうかもしれない! と期待を抱いて応募しました。

--志望動機が、すごく斬新ですよね。

白川:はい(笑)。だから、本当に選ばれた時はまさかという気持ちでした。

--恋愛経験がないなかで、いきなり結婚を意識することに抵抗はなかったのでしょうか?

白川:ありませんでした。というか、ここで決めるしかない! と思って。27歳になっても、恋愛をしたことがない。周りは、「そろそろ結婚かな?」とか言うじゃないですか。だからもう、恋愛から結婚まで最短でいけるならいっちゃおう! と。

--勇ましい……! もしも相手と合わなかったらという不安も感じず?

白川:そうですね。どんな男性が自分に合うかもまだ分かっていないので……。

黄皓との初対面エピソード 「本物か!?」

--黄皓さんがバチェラーだと分かった時は、どう思われましたか?

白川:「観てた人がいるー! 本物か!?」って(笑)。私でいいのかなと少し不安になってしまいました。でも私は、『バチェロレッテ・ジャパン』での黄皓さんにかなり影響を受けていた部分があって、最初に恋愛経験がないことを伝えようと決心できたのは、黄皓さんが相手だったからこそなんです。

--「恋愛経験がない」と伝えることはかなりハードルが高いと思ってしまいます。

白川:たしかに伝えるのはちょっと怖い気持ちもありましたね。でも、いざ話してみたら黄皓さんはちゃんと受け入れて聞いてくれて。そんな姿に惹かれていきました。この人なら弱みを見せても大丈夫だなと。

--具体的どんな言葉をかけてもらったのでしょうか。

白川:「大丈夫だよ」と言ってくれたことも大きいんですけど、意外にアニメ好きだということが分かって、より距離が縮まった気がします。「それ、エヴァンゲリオン? 知ってるよ」と話しかけてくれたり。冒頭の挨拶で、「アニメが自分の大事なものになってる」と言ってくれたことも大きかったです。

--黄皓さんも、これまでお付き合いしてきた女性のなかで白川さんほどアニメ好きの方はいらっしゃらなかったのでは?

白川:ふふふ(笑)。そうですよね。

--新たな一面を引き出す女性になったのかもしれませんね。

『君に届け』『ラブ★コン』から、『きのう何食べた?』まで 変化してきた理想の恋愛像

--ちなみに、これまで心を惹かれたタイプの方は。

白川:これまでは惹かれるというのが、推しとしてなのか恋愛としてなのかが分かりませんでした。だから、恋愛とカウントするならば0かもしれません。

--三次元の男性には、あまり?

白川:そうですね。「ジャニーズ好き!」とかはあるんです。でも、付き合いたいとかではなく、幸せになってほしいと思ってしまうんですよ。 

--二次元で推しのキャラクターはいますか?

白川:うーん。『ハイキュー!!』の日向翔陽は、貢ぎたい対象です。肉まんを買ってあげたい……。そして、彼がオリンピックに出て、幸せな結婚をするところまでを見守りたい。ご祝儀を出してあげたいんです。初恋でいえば、『もののけ姫』のアシタカです。

--アニメのなかでも恋愛が描かれている作品はたくさんありますよね。白川さんにとって、理想だなと思う作品はありますか?

白川:理想かぁ……。疑似体験として満足してしまうことが多いんですよね。ただ、やっぱり『君に届け』とか『ラブ★コン』の世代の、コンプレックスがある女の子の恋愛が好きで。ずっと、憧れがあったんです。でもそれが、理想の恋愛かって言われるとそうでもなくて。風早くん(風早翔太)が彼氏になってほしいとかは思わないので。風早くんは、爽子ちゃん(黒沼爽子)と幸せになってくれることを願ってるから(笑)。

--風早くんみたいな男の子が理想というわけでもなく?

白川:はい。2人のお家の隣の住人くらいになりたい(笑)。お子さんとかを見て、「可愛いねぇ」「何歳?」と言いたいみたいな。

--自分は、枠外なことが多いんですね。

白川:そうなんですよ……。そういう意味だと、『きのう何食べた?』も好きです。今って、いろいろなスタイルの恋愛があるじゃないですか。この作品は、主人公たちの人間愛というか。深い人生観を学べるところもあって。シロさん(筧史朗)とケンジ(矢吹賢二)のように、お互いのダメなところも認めて尊敬し合える関係に憧れがあります。大人になってきて、キュンキュンだけでなく、他人の人生観を知りたくて漫画を探すことが増えました。

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