『バチェラー・ジャパン』S4・7話ーー“追う恋”か“追われる恋”か。黄皓が最後の2人に選んだのは?
そしてこの後、事態は驚くべき展開へ。プーケットの旅で、少しずつ進展していたかと思われていた藤原の黄皓への気持ちは、日本に帰国して少し時間が空いたことで離れてしまっていた。藤原は今、以前の交際相手のことが忘れられないという。
そもそも藤原はYouTubeで公開されている紹介動画で、過去にひどい恋愛をしていたことや自分が男性に尽くしすぎてしまうことを話していた。そこでは「もう合わせにいく恋愛はしたくない」と語っていることもあり、そもそもが追われるより追う恋のほうが好きなのではないかと感じる。
今回は“追う”恋になるはずが、まさかの黄皓が藤原よりも早い段階で惹かれてしまったため、気持ちがうまく噛み合わなかったように見受けられた。手痛い恋愛をしたにも関わらず、目の前の誰もが羨むような男性を振り切ってまで過去の恋愛に戻ろうとする姿には、恋愛が理屈では解決できない難しさを物語る。これが原因となり黄皓は、藤原を脱落させ、ローズは秋倉と休井の手に渡った。
恋のサバイバルから、現実的な結婚へと進展した第7話。家族も含めてリアルな未来の話が交わされると、見えてくる景色は途端に変わるだろう。次週はついに、これまで黄皓が強い愛とこだわりを見せてきた彼自身の家族と休井、秋倉が会うことに。両親との相性次第では、まだまだ番狂わせは可能だろう。誰が最後のローズを手に入れるのか、見届けたい。
(画像=(C) 2021 Warner Bros. International Television Production Limited)