米トップTwitchストリーマー、1億円を費やし『スマブラ』イベントを企画もアカウント停止措置に

 米国のトップTwitchストリーマー、ルートヴィヒ氏が、100万ドル(約1億1000万円)を費やした『大乱闘スマッシュブラザーズ』の大会を開催すると発表した。イベントの詳細はまだ明かされていないものの、2022年中に行う予定とのことだ。

 同氏は11月30日、YouTubeでのみ配信することを定めた独占契約に署名したが、その3日後に、著作権で保護された楽曲を使用したとしてアカウントをBAN(強制停止)される事態に見舞われている。その後の短い釈明動画では、「YouTubeに来てからまだ3日だよ……。4年間いたTwitchでは一度もバンされたことがないのに」と悔しさをにじませつつも、「今後の活動のための良い教訓になった」としている。

 同氏はこれ以前の動画で、Twitchからの移行には大きな葛藤があったと語っていた。『スマブラ』の大会を開催するにあたって、イベント資金を集めるため、Twitchでの2回目のサブアソンを計画していたからだ。サブアソンとは、ストリーマーが登録者獲得などの目的のため、配信中に企画を行うことで、今年3月、Twitchにて有料サブスクリプション登録数アップのための企画を行っており、驚異の31日間連続配信記録を打ち立てている。

 結果的にYouTubeへの移行を選択したルートヴィヒ氏だが、1億円以上ものイベント費をどのように捻出するかは不明だ。YouTuberとしての第一歩は苦しいものとなったが、無事復活を遂げ、大会を開催できることを祈ろう。

(画像=Mogul MailのYouTubeより)

〈Source〉
https://www.youtube.com/watch?v=sDPKQb86Qw0
https://www.invenglobal.com/articles/15878/ludwig-super-smash-bros-tournament

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