ココリコ、なぜこのタイミングでYouTubeデビュー? 背景にある遠藤個人チャンネルの“好調”
有名タレントのYouTuberデビューが相次いでいる近年、新たなチャンネルをピックアップするとともに、その方向性や内容を検証する本企画。この1週間では、ベテランお笑いコンビが集結し、長年披露する機会が減っていた待望のコントをYouTubeで披露した。
ココリコ「ココリコチャンネル」11月26日デビュー
来年で結成30周年を迎えるお笑いコンビのココリコ(遠藤・田中)が、コンビでのYouTubeチャンネルをスタートさせた。多才な二人は個々での活躍の幅が広がる一方で、テレビではコンビ揃ってコントを披露する機会が減っていた。そんな中、YouTubeではコンビが再び集結し、新作コントを毎週公開していく予定だ。
11月26日に公開されたYouTubeでの初コント「パンダの謝罪会見」は、笹以外の“ある物”を食べてしまったパンダが謝罪会見を開く……という、なんともシュールな設定のコントを披露(実際の内容は動画で見てほしい)。二人のコントを待ち望んでいたファンが多かったのか動画はすでに1万再生を超え、「久々に見れて感動してる」「本当にやりたいことを存分にやってほしい」などの応援コメントも数多く寄せられている。
長年のファンは「待ってました」という人が多いと思うが、ココリコのコントをあまり見たことがないという人もいるだろう。実際、筆者もあまり見る機会がなかったのだが、今回の動画でじわじわと押し寄せる笑いにすっかりハマってしまった。筆者のような“ココリコのコント初心者”にとっても、新鮮さを感じられるチャンネルとなりそうだ。
また、YouTubeといえば遠藤が一足先に2020年から個人チャンネル「ココリコ遠藤のヘンなカタチ」をスタートさせている。今回のコンビのチャンネル開設にあたっても、11月5日に田中を招いて発表をしていた。
遠藤の個人チャンネルでは、車やゴルフなどの趣味のほか、テレビでもお馴染みの「クセがありすぎる」替え歌シリーズなどの動画で自身の色を存分に発揮している。その中でも車購入動画や、YouTubeチャンネルを持っていない大物芸能人をゲストに招いての豪華回などは100万再生を超えるなど、定期的にバズりを見せている。
個人でも実力のある二人が数々の経験を積んで再び集ったときに、どのような化学反応が起こるのか。パワーアップしたココリコを見守りたい人は、YouTubeチャンネルをチェックしてみよう。