『ドラ恋~Kissing the tears away~』ナナ(織田奈那)の“正直すぎて気持ちいい”魅力
ドラマ第3話「インスタには載せられない夜」の主演オーディションに向けてのペア決めにて、男子メンバーは組みたい相手を指名していく。忖度なしに組みたい相手が指名できるため、ほぼ被ることが当たり前の指名制だが、今回は一発でペアが決定する奇跡的な展開に。
ナナ(織田奈那)は好意を寄せるルイ(川合ルイ)ではなく、のぶなが(大地伸永)と2連続でペアを組むことになる。しかも、ルイはペアになったアミリア(夏目アミリア)と同棲ハウスに行くことが決まってしまった。
ペア決めの結果を受けて、「身が入んないんです、正直」「(通常作品の場合の)女優だったら同棲もしないし共同生活とかもしないから、こういう無駄な気持ちは入ってこない」「演技に集中できなくてやりづらい」と、あまりに正直すぎる本音を吐露するナナ。『ドラ恋』を観ていると忘れがちだが、彼らは芝居と恋愛の境界が曖昧になるなか、毎回違う異性と演技をしなければならない。ナナの発言は気持ちいいくらいに当然の発言なのだ。
ナナの素直さはドラマ第2話でのルイとアユリ(吉永アユリ)のキスシーンをモニター越しに見る表情にも出ていた。あんなにも気持ちがそのまま顔に出ている人は過去シーズンを振り返ってもそうそういないだろう。
さらに、今回のドラマ第3話の内容について、澤田(育子)先生から“ベッドシーン”ありと聞いた瞬間も、あまりに豊かすぎる絶妙な表情を見せてくれた。ナナは声も低めで一見したところクールなのに、この上なく表情豊かで、見る度にその表情がコロコロ変わって全く飽きない。